Report – TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days 〜STAND 3 FINAL〜 [Day 28] @ 名古屋国際会議場センチュリーホール / 2024.02.09

本年最初のライブ参戦がわざわざ遠征。関西唯一の神戸公演が関西にしてはキャパ狭かったのにビビって、客席数も日数も余裕ありそうな近場(?)を選んだ結果である。そもそも今回のツアーは公演数自体が大変少なく、いったいどんな内容なのかと思ったけど、終わってみればなるほどね。では毎度の長文感想置いときますよ。

もくじ

会場と開演前の様子

音楽系の用事で名古屋入りしたことはあれど、今回の会場は初訪問。金山経由で西高蔵からが便利そうな印象。

て、なんともまあバブリーな建物で(89年竣工)。

とっても観やすいところにツアートラックが停まっているという話だったので探してみると、ホールじゃない方の棟の脇にぽつん。確かにめっちゃ撮影しやすい置き方。こりゃみんな撮るわけだわ。

サイドの板は光の加減次第でロゴが浮き出るという話だったので角度を工夫。あ、見えた。

グッズの類は今回も事前通販で楽させてもらった。パンフを無傷で自宅保存できてありがたいし、開演前に並ばず済むのも助かる。

という今回仕様のライトを装着して挑んだところ、前回(DEVOTION)の赤バージョンと重ね付けしてる人を結構見かけた。それやっていいんならアリーナで三重付けも検討するのだが、いいのか。別に禁止とは言われてないか。

撮影 OK だった掲示板に並んで1枚撮ってから入場。言うても早く入る意味なかったのよ。1階最後列でしたし。の割には見えたけど、3列くらい前に背の高い人がいて若干つらい場面もあったのは確か。こればっかりは運次第。

本編

定刻ぴったり 19:00 開演、閉幕は 20:52。想定通りのコンパクト仕様。アリーナはこうはいかんと予想している。
今回のキーアイテムは映像トリミングや縁取りに多用された「四角の白枠」と、キーワード作りに用いられた「アルファベットのコラージュ」。曲名はすべてイントロ中に表示、サビの英語フレーズなど煽り箇所も歌詞表示で教えてくれる親切設計。

* opening
ステージ幅いっぱいの大きなスクリーンに映し出される、海外のモーテルを拠点に過ごす3人の映像。一部はインスタで先出しされていたものと思われる。
ツアータイトル表示から、光の柱9本が暗闇に立ち、そして御三方入場。立ち位置は左(下手側)から木根さん・ウツ・先生、衣装は白とグレーに見えた(遠いので詳細不明)。そしてあのポコポコ音にざわめく場内。

01. Nights OF The Knife
初っ端でコレかー。前ツアーの TIMEMACHINE と同様に「曲に付与された過去のイメージ」払拭に掛かっているのだろうか。キーがちょっと下げられていることを除けば、アレンジはほぼ原曲準拠。今回グランドピアノが置いてあって、木根さんがよく弾く。

02. DEVOTION
イントロが少し長めに盛ってある。去年どっちにすればいいのか迷ったノックは「の」合わせになっていた。やっぱりこの曲は赤が似合う。

03. DIVING
ここから前半戦における「フォーパビ近似パート」の幕開け。いやコレ SW ツアー以外で聴いたことないぞ? 映像は1人ずつクローズアップ、サビの色も映像で合わせる。ウツと木根さんのツインギターで、終盤には先生卓へ集まってノリノリで。

04. 君がいてよかった
前曲からシームレス展開。4つ打ち化が強調されて印象がずいぶん変わった。大サビ(原曲だと「高い」に相当する部分)で「なごやー」と先生が叫ぶように歌っていたので、たぶんここがご当地カスタム箇所。

05. Good Morning Mr.Roadie
きねこむツインボーカルの新曲枠。曲名がわかったのは前述の親切設計によるものである。ローディーって誰やねんと思ったら裏方さんへの感謝の歌だった。曲終了後に出てきたウツがさらに拍手を煽り、客席からもスタッフの皆様へ感謝を伝えるひととき。

06. Green days
ほぼ原曲。木根さんはアコギ、先生がハモンドやらクワイア音色やら被せる形。

07. N43
ちょっと音圧増したかな。最終盤、ウツがタンバリン持ってきてた。もともとクリスマスの歌だから鈴の音に相当するものかも。

08. You Can Dance
前半締めの盛り上がりポイント。木根さんはハットで決めつつピアノに向かい、先生は Mind Control を抱えて上下花道へ駆け巡る。ついテンション上がってぴょんぴょんしたけど後ろまで見えたかな。

* interlude
実質的に先生ソロタイム。再び光の柱9本が立ち、ここでもインスタで出てた動画がちらほら流れ、それに混じって断片的に文字が浮かび intelligence days となる。映像の中で、ウツはバトンを手にとり、木根さんは木でできた数字オブジェを並べる。その数字は「1984001 14930」。

09. Electric Prophet
前曲からシームレスに移行、歌い出しは2番から。これもキーがちょっとだけ下げられている。背後で流れていた過去ライブ映像、はうくら(’21)以外は IP(’12)かな。

10. Human System
流れる映像は渋谷の景色(歌詞と合うね)、それに混じって世界中の人々の顔のコラージュが浮かぶ。ほぼほぼ原曲展開で、最後の合唱は長く取りつつ客席点灯で明るい雰囲気に。

11. Come Back To Asia
今回の想定外枠その1。自分がライブで聴くのは間違いなく初である。和風な入り方やなと思ったらオリエンタル風味だったのね、と収録アルバムジャケの金属人形で気づく。やや重めに低音も増してあり、間奏では先生1人で複数音色(アジアン弦楽器×エレキギター)の掛け合いに。

12. TK Pf. Solo
白いライトに導かれてピアノのもとへ歩く先生。Beyond からの Angie、って実質アニメタイアップコーナーか。

13. Love Train
intelligence days 流す間合いタイムかと思ったら、途中でコレに変わった。4つ打ち強調アレンジ、歌い出しは「愛を語る」から。そして2番サビは飛ばして大サビへなだれ込む。途中で当時の PV が流れててウツの若さに見入った人も多いかと。

* interlude
ここ数年繰り広げられている世界各地の戦争と、疫病に立ち向かう医療者の姿。荒廃する景色に、それでもメッセージが浮かぶ。
“We pray for the peaceful days ahead.”

14. Nervous
先生ソロと見せかけて、イントロサンプリングでめっちゃ煽ってきてからの本格スタート。ウツは懐かしのあの振り付け! IP 以来久々にやりましたわ。

15. Accident
想定外枠その2。先生が謎の4拍打ちでぴょんぴょん跳ねてめっちゃ煽ってくると思ったら、それイントロのメロディライン裏で鳴ってるシーケンスの方かー! コレもキーちょい下げ。サビ終わりのコーラスかぶせは先生と木根さんの2人で厚めに。

* interlude
御三方は一旦退場、映像は街中へ出る姿。複数台並ぶツアートラックの合間に「白い四角」が浮かび、そこへ向かって歩いていく。
“TM NETWORK is still searching FINAL Imperial command”
と読み取れたが FINAL の前後はちょっと自信ない。なんにせよ、ミッションはまだ終わっていないという意味には違いなかろう。

16. I am
おそらくアンコール的な扱いなのだろう、銀テープが発射される(自分の席は屋根があるのでまったく届かず)。木根さんはエレキ持って上手花道へ、先生は Mind Control で下手花道へ。かと思えば後半ではみんな並んで仲良く演奏。

* ending
御三方が中央に並び、四方に手を振ったのち中央奥へ退場。光の柱9本が残る。
映像は壁に掛かった数字を映す。「1984001 14930」からウツが一部を取り除くと、あとには「40」が残る。そしてエンドロールを経て、次回公演の表示 “240210 Nagoya”。

ざっくり感想

振り返って考えるに、今ツアーには複数の側面があるように感じた。

  • 調査の合間にほっと憩いの時間、しかし地球上の諸問題を受けて再び動く、という物語設定
    ドカンと盛り上げる時間帯もある一方、選曲の過半数が和気あいあい系、フォークパビリオンのノリを思い出させる部分もあり。終盤で現実をドンと持ってきて引き締めるのはうまいよね。
  • 相当の集客が求められるアリーナに向け、初期を知る(もっと言えばその後離脱歴のある)観客を掘り起こす戦略上の意図
    なんせアリーナ最速先行が当選の声ばかり耳にするもので。現時点のファン総推定人口を踏まえても、5桁クラスの全会場全公演埋めるには何らかの策が必要だろうし。で、自分みたいに N 期以降から入った(そしてヲタ継続中の)ロスジェネはともかく、団塊ジュニア以前の世代に訴えかけるにはやっぱり初期曲だろうと思うのよ。親切設計もそういうことかなと。

まあともかく、当方もアリーナ複数公演参戦確定しております。各地1日ずつ。何が出るか楽しみに待ちますわ。

40周年シリーズ ライブ・イベントレポートもくじ

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