Report – TM NETWORK 40th FANKS intelligence Days 〜YONMARU〜 [Day 40] @ Kアリーナ横浜 / 2024.05.19

自分史上初「同一名称の TM ツアー3公演参戦」最終回に最終公演を選んだのはやはり正しかったようです。はるばる行った甲斐があった。無印 iD から通しで考えると参戦数自体はたったの 7/40 でしかないので歴戦の皆様には及びませんが、4タイプのツアーそれぞれ楽しめたのでよし。では今回も感想文を長々と失礼いたします。

もくじ

開演前

羽田から京急で横浜入り。14時台、駅前のお宿へ向かうために「きた通路」を通ったら偶然 NewDays で報知の号外を発見! 探さず並ばず即買えて助かった。むしろ首都圏在住の皆さんの方が大変だったのでは(16時台の中央通路で大行列を見かけた)。

お宿から会場へは「はまレールウォーク→ニュウマン→中央通路→ポルタ→そごう横→はまみらいウォーク→日産」まで雨に当たらず行けた。というか横浜駅からのルート自体、天候抜きでこれが推奨経路なのかも。

K アリーナはもちろん初訪問。人大杉で知り合い探しなんぞ到底無理なのでさくっと入場。トイレは男女配分が可変とのことで、女子枠を限界まで増やしてあった感触。10分前に並んでても間に合った。

さて場内へ。おっ、天井高いなー。あらかじめ WOWOW 収録が宣言されていたこともあり、そこらじゅうにカメラ。空中には吊りカメラ用のワイヤーが張ってあり、ジップラインのように行き来可能(この移動が地味にめっちゃ速い)。
自分のポジションは今回もアリーナ階、列は中間付近で下手柱正面よりちょっと内側くらい。前2列分の人の姿勢次第でウツが見えたり見えなかったり、一番安定して見えてたのは先生だったりする。にしても YONMARU 全公演とも自分史上かなりいい座席運だったのは、もしかして吉本ボックス先行という「重課金枠」だったからなのか?
ちなみに開演5分前を切る頃、レベル5の最前ドセンター席に DJ KOO 登場! 場内大拍手! 両手を振って応える KOO 氏。さすがです。

本編

17:04開演、19:12終演。大筋で有明大阪と同一セトリではあったが、長くなった理由は終盤のアレです。

01. Self Control
低音がちょっとこもり気味かな。それよりライトがとっても綺麗!

02. Maria Club
べーあんのドラムから入った時点で盛り上がる場内。先生も随所で大いに煽る。イントロ定型フレーズが左右にバンバン飛び交っていい感じに。

03. 1974
飛び交うUFOの軌跡よろしくぐるんぐるん回るライト。終盤の「sixteen」は今までで一番歌えてたかも(自分の参戦範囲内で)。

04. Carry on the Memories
先生ボーカルは明らかに初回よりこなれてきたが、最後の客席シンガロングはやっぱり難しいのよ。だって音程が明確に示されてないし(先生と同じメロディでいいのかどうかも不明やし)。
※追記:ソニーのプレスリリースにて曲名確定につき表記修正しました。

05. Confession
肝となるフレーズの部分は木根さん比重が高めに置かれている印象。

06-13. CAROL 組曲
ライティングが空間の広さを最大限に活かした構成で大変よかった。
A Day が始まったところで場内歓声とか拍手とか出てたのは、今ツアー初参戦だった人が一定数おられたのだろうか。あと Gia Corm で客席が歌ってるのが明確に聞こえてちょっと驚いた。
そういや随所で AI 出力の CG がだいぶ変わってた気がする。ジャイガンティカ風の目玉、レコードの中心から放たれる光、歪んで見える街並み、真っ白な迷路、砂漠から立ち上る砂煙、雷、満月、花咲く草原…あたりはあんまり覚えがないような(既出分もあるかも)。
ジャスワンの後、ロンドンの街のあちこちから聴こえてくる路上の音楽とそれを見守っているであろうキャロルの後ろ姿、というエンディングも追加になっていた。

14. Coexistence
最終2公演を前に先生の SNS で明かされた「有明からやってる新曲」ってやっぱりここのインストのことやったかー! その単語と「?」が時折映像に混じる構成。映像内で三角・四角・六角から万華鏡状になって最終的には円となるって過程を描いていたようにも見える。
単語が出ていた時間帯を考えると、べーあん&北島さんのソロタイムも曲に含まれるようだ。今日も冴え渡るおかずの多さとどっしり安定感。

15. Whatever Comes
改めて観るとちゃんとDevotionジャケの帯っぽいライトやな。変則大サビ前のあたりも切れ味のいい照明っぷりを堪能。そして最初と最後で木根さんを全力で照らすサス。

16. Rainbow Rainbow ’24
今回のウツファンサタイムはこちらですね(Sexy…の後が完全にどっか行っちゃってトゥルトゥでごまかす)。それはそうと、主にミラーライトをがっつり使った虹が大変見応えあり。

17. TK solo 〜 Get Wild
先生ソロタイム、アリーナ中盤くらいでも重低音がバリバリに来る。最近おなじみのクワイア音色は男声も交えていた。
からのげわい、例の4音が場内をぐるぐる回り、んで火力投入。1番終わったあたりでウツと木根さんが下手側へ来てくれた。アコギをガンガン弾く木根さんとノックで応じるウツ。木根さんは最後の締めも中央でギターを任されていた。

18. Accident ’24
ライティングの大半が「青と黄色」か「赤と白」だったんですが、これがウクライナ連帯の意図(後者が日本)に見えちゃうのは考えすぎ?

19. Electric Prophet
前回思った「顔に光が当たらない」はやっぱり意図的にやってる気がする。
歌い終わったところで金銀の細切れテープ放出。アリーナ席の皆さんは(自分含む)映像そっちのけで必死に拾いまくっていた。素材違いのレア切片もあったらしくて、打ち上げにて金銀パールプレゼントって皆で言いながら分けてもらった。ありがとうございます。

アンコールのようなもの

intelligence Days で締めと思いきや、赤い光線が出ても爆発特効は来ない。…まあうっかり Day 39 のネタバレを踏んでしまったから知ってたんですけど。踏んだ自分が悪い。

場内に英語ナレーションが流れる。tonight we’ll be thankful とかなんとか、んで coexistence & more からの one more song そして coexistence with Tak Matsumoto! 自分としてはおそらくこれが初リアル松ちゃんですね。
下手側・松ちゃんギター vs 上手側・先生 Mind Control の掛け合いを経ていよいよ曲へ。

20. Be Together
べーあん&北島さんも合わせて6人での演奏はほぼほぼオリジナルに忠実なアレンジ。でも最初の英文はマイクで言ってくれてもええんやで?(少なくとも口は動かしてたという目撃談)
ウツはサビ前でくるん、先生も間奏終わりにくるん。木根さんはエレピに専念。松ちゃんと北島さんが向かい合ってのギターセッションの趣もあり。そして締めかなと思いきや、べーあんのフィルインが来て今度こその締め。全員何かしらの見せ場がある大盛りな演奏。

21. Get Wild
もう1曲?と指だけで語るウツ。松ちゃんからもOKが出ておかわりへ。
これは Continual ではなくオリジナルベースにうっすら ’89 を混ぜた感じっすね。先生はぴょこぴょこ跳ねるしアウトロでは木根さん・ウツ・松ちゃんで並んでわちゃわちゃしてるし。さらにギターフレーズ自体が往年のライブアレンジに限りなく近いし(概ね先日のトリビュートアルバム準拠)。

そして本当のエンディング。べーあん・松ちゃん・木根さん・ウツ・先生・北島さん、の順(下手側から)で1列に並び、外側から順に退場。松ちゃんは中央に引き出されてこれまた照れつつ、胸に手を置いて挨拶していた。
最後に御三方が揃って退場。場内に流れ続けていた低音が高音へ遷移したところで爆発特効が来て今度こそ終演となった。

終演後

K アリーナの悪名高い…あ、いや噂に聞く「帰り道行列」は確かになかなかの規模だった。

エントランス前から駅方面の歩道へ出るのに10分弱。とりわけ信号手前のボトルネック感が顕著。これはルート取り含めて早期改善が望まれるところ。

それを乗り越え、有明や大阪でお会いした「昔からの皆様」と一緒に駅前で打ち上げ。2桁人数でとてつもなく盛り上がる。
有明でも若干そうだったんだが25年くらいぶりの方までいらっしゃって、なんだけど根本的にはみんななんも変わってないやんと思ったりもして。かくいう自分も中身は昔と大差ないのかもしれない。少しは成長してたいもんだけどどうなんですかね。
そんなこんなで「次は Day 41 で」などと言いながら解散。次が来るのを待ちながらまた潜伏するとしますか。

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