Report – TM NETWORK FANKS THE PARTY 2023 feat.”DEVOTION” @ EX THEATER ROPPONGI / 2023.06.13

あ、今回は THE があるんやね(比較対象:14年台場)。キャパ3桁やしそうそう当たらんやろと思いきや、まさかの先行枠当選。速攻で乗り物と宿を押さえ、仕事スケジュールを調整。結果、ひこうきで東京飛んで翌午前には帰るというライト弾丸行程となった。
本編の内容は配信もあるから一旦おいといて(後日追記済)、現地ならではの感想を置いておく。

もくじ

開演前

チケット代 2,500 円に対して旅費 3万超。気にしたら負け。これでも全国旅行支援で上限割引やし、一応クーポンついたし。そのクーポンを使うべくヒルズで早い夕飯をとり、開場時刻に会場入り。

今回が EX シアター初利用。ヒルズから地上ルートだと行きにくいね(地下道使うのが正解っぽい)。

エントランスのサイネージ撮る人多数。中入ったら撮れないもんな。

いっぺん2階に上がり、オープンデッキから階下にかけて入場列を形成。えらい並ぶと見せかけて10分ほどで入場。CD も買えたし(映画チケットまで並んでたら厳しかったかも)、ワンドリンクもペットボトル取るだけですぐクリア。
お花は1階にて、リットー(サンレコ)とローチケから。前者は次号表紙 POP つき。

でね。今回、1桁列が収まる「B3フロア」相当のお席でございまして。最前とまでは言わんが謎のくじ運発揮。どちらかといえばツアー本体に使いたい。
そんなフロントエリア、床はほぼフラットなのだが、前列と半身ずつずらした座席配置が大変よい。おかげで御三方とも顔はほぼクリアに見えた。あとこれは設営パターンによるのかもしれんが、前列との間隔が新幹線グリーン車より広くて(椅子に足が届かない)びっくりした。等々、快適環境を観察しつつBGM のエンドレスげわいを聴いて待機。

現地組のアドバンテージ

本編では「試聴」と称して何曲も音源が流れた。それをパフォーマーであるところの御三方と一緒に聴き入るというシュールなシチュエーション。そして何より、そもそもライブ会場であるハコで、ライブさながらの爆音。こっちのテンションも爆上げ。
アルバム自体はソニーで買ったら当日(フラゲ日)朝到着。おかげさまで、自分のような遠征組でも自宅出発前に全曲聴ける素晴らしい状況ではあったのだが、会場で聴いた方が当然迫力大盛り。音は大きければ大きいほどいいですからね。

配信画面で試聴中の御三方がどう見えていたのか未確認だけど、各曲でいろんなリアクションが観られたのも興味深く。

  • Resistance:ウツが木根さんに向けて口パク、木根さんはリズムをとり、先生はじっと聴き入る
  • Please Heal The World:先生が何度かうなずく
  • Devotion:先生は頭で、木根さんは足先でリズムをとる
  • Time Machine:先生がイメトレのような手の動き

余談としては、ロボットカメラの件。半球体にアーム立てて先端に一眼レフくっつけたような物体がスーっと舞台上を往復してんのはなかなかシュールだったが、ソニー開発品と言われて納得。電子チケットもソニー謹製やったし、シティーハンター(今度の映画。以下 CH)の件も重要度めっちゃ高いし、とにかくソニーの注力っぷりが半端ない。

本編概略

本項のみ6/20追記。現場メモが自分史上最長規模につき、ざっくり抜粋。このボリュームでざっくりなのでお察しください。

オープニング

  • 現地購入 CD にクリアファイルが付くのは当日決まったとか?
  • 御三方の入退場。爆音で Devotion が流れる中、LED スクリーン上げて背後の幕を左右に開いて中央から逆光で。ほぼライブ。
  • 本イベントの言い出しっぺは先生。30周年で楽しかったしツアーじゃしゃべれないから。
  • 先生以外にとって「TM として出る」こと自体がプレッシャーとか緊張感を伴う。つまりそれだけ特別。

40周年とアルバム

  • 30周年終了で「次はあるのか?」と心に浮かびつつも、気づいたらこの展開でうれしいウツ。何年までやるのか考えてなかったから不思議な気分の木根さん。この会があってよかった先生。
  • 英単語は出尽くした感があり、DEVOTION というワードを知るまで相当探した。響きで選んだが存外に深い意味があり、CH にもつながる。現状(コロナ等)を経て行く先を考える歌詞。なぜこの歌詞なのか、聴き込んでなるほどなと思ってほしい。
  • アルバムは全曲歌い直し、特に大変だったウツ。原曲とは言葉が違って聴こえることを狙っている。

試聴1

  • Resistance/iD’22 ツアーで客席の反応がよかったので(先生)
  • Time to countdown/ギター練習するよ!(木根さん)

intelligence Days “DEVOTION” ツアー予告

  • CH 封切り翌日から開始。相乗効果ありそう。ライブ行ってレイトショー観て退勤?

試聴2

  • Please Heal The World/本当にちょっとだけ。

Blue Ocean 公開収録

司会・住吉さんの持ち番組の便乗企画。非ヲタも聴いているので場内は盛り上げ要員を担当。

  • イントロ大事。音符入る前の音から大事。セルコンもそうだし、ラブトレのサイレンは2日かかった。ウツは Still とか I am のやつが好き。
  • Be Together で回る話。松本さんに回ってくれとはもう言えない。木根さんはギターの方が回りやすい。
  • Devotion のギターはツアーで木根さんが弾く想定で難易度低め。
  • 声出し解禁で大変うれしそうなウツ。名を呼ぶ声がすると「おぉっ」てなる。

SCP(キャラ系管理会社)大竹社長プレゼン

現在はそういう地位だが、CAROL〜DRESS 期の海外担当さんだった。うちのタマとのコラボ PV はそういう経緯か。聴いてる最中、先生がソファの肘掛け部分に座ってたのが個人的にツボ。

シティーハンター新作予告

ここで突然のオープニングテーマ(作詞みっこさん)に場内ざわつく。からの若林 P 入場。OP 試聴までいらした。

  • 同日同会場で先に行われた CH のほうの記者会見で初出の「ライバルは Get Wild」。
  • 当時は OP の方が華がある扱いで「あっ ED かー」とがっかりした先生。てな話を小耳に挟んだ製作陣、ここぞとばかりに「35年お待たせしました」と OP 発注。
  • 年月を経ても根強いげわい人気に感慨深いウツ、TM 存続の一因と感謝する木根さん。
  • イラストアー写は CH の2人と比較しながら世界観に馴染むように作った。3人とも大満足。
  • OP は ED と対になり、かつ明るいものをオーダーした製作陣。先生はポスターを横目に構想開始も、最初の音に到達するまで1〜2ヶ月。
  • さらに場面を踏まえた挿入歌もおそるおそるオーダーした製作陣。そしたら出てきたのが Devotion と君空。

試聴3

  • Devotion/「CH を観なきゃわからない歌詞」あり。作品にも時代にも合っている歌詞に衝撃を受けた若林 P。
  • Whatever Comes/これが急に来た OP。本予告映像より長尺(OP サイズ:約1分半)の初出し。日付変わって配信開始。アルバムにも入ってないのに14日配信とはトリッキー、と驚く先生。

試聴4:今回初の正式レコーディング Time Machine

  • 「多摩ネットワーク」がソニーに難色を示され続けていた頃(多摩ズー案まで飛び出す)、同曲の存在を知ってか「じゃあ Time Machine の T と M で」と説得されて今に至る。
  • ライブはシンプルに歌うが、レコーディングとなると構えてしまったウツ。だが結果としてライブ版に近くなった。ただラスグル最終曲でもあることから「これレコーディングしたら『しまっちゃう』のかな」という一抹の不安はあった模様。
  • 試聴としては唯一のフル尺。

エンディング

ずっと上手のソファ席にいた御三方、最後にマイク持ってセンターへ。

  • 木根さん:ツアーで何をするかは決まってません。今回はこれかー、となるのをお楽しみに。
  • ウツ:アルバムが手元に来たらたくさん聴いてください。
  • 先生:たくさんの人(スタッフ)とメンバーで一生懸命作ったアルバム、配信曲も含めてじっくり聴いてもらって9月から会いましょう。

最後は Devotion を爆音で流しながら退場。No ×3 で振り入れるのはもう確定っすね(ウツ主導)。
で、はうくら ED にのせてエンドロール。Day 9 の暗号映像から Day 10〜25 案内。FT ロゴに似たモチーフの「40ロゴ」が今回のシンボルかな。締めに See You In Autumn の字幕、最初に三角フォント出したところからも「はうくら以降全部地続きシリーズ」であることがうかがえるね。

終演後

B3 フロアから地上に出るまで10分近く要したのはしゃーないね。誘導に従って淡々とエスカレーターを上りつつ配信組さんの感想を観ていると、ん? 最後に何か別画面出した?
その謎は出口で解けた。なにやら配られるままにカードを受け取ると、先日まさかの急逝となった徹貫氏への追悼メッセージ。そしてエントランスゲートも連動。

いろんな意味で特徴的な文章を綴る方だったゆえ、文体に関してはみなさまいろんな感想をお持ちかと思いますが、なんだかんだで「TM のコンセプトワークに寄与するところ多大であった」との旨を先生に明言されてしまっては白旗を上げるほかなく。せめて40周年は完走していただきたかったと惜しまれるところ。

つまりですね、みなさん健康で生きましょう。そしてツアーに行きましょう。まず CD 先行枠で第1希望とれることを願いつつ。

おまけ:往復旅程

なんか知らんけど「特殊柄ののりもの」によく当たりまして。

往路、伊丹羽田によく入りがちな 767 がディズニー 100 周年柄。まさか乗る方で当たるとは。

ドリンクの紙コップはミニー、ヘッドカバーはランダム。はがして帰る人いそう。

んで復路、浜松町からのモノレールがキキララ柄。20年から続行中の「キラキラスター編成」らしい。

外装は撮れてないんで中間車の内装だけ。いや、平日朝乗ると途中まで撮影どころじゃないのよ。天王洲と流通センターまでめっちゃ混んでた。

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