関西に突如現れた先生ヲタの新聖地「高槻の中華料理屋さん」へ行ってみた話。

先月下旬、ひょんなことから「先生に縁のあるスポット」の存在が明らかに。当家から越境せず行ける範囲だったため、実際に行ってみた。という同志が間違いなく何人もいるはずで、自分はむしろやや出遅れた面もあるのだが、マイ記録として残しておくよ。しかし音楽カテゴリで食レポを書くことになるとは、世の中どっちへ転ぶかわからんもんだ。

それは2月24日夜のこと。長年放送されている関西ローカル情報番組で、あるお店が紹介された。もともと飲食店情報の多い番組であり、紹介だけならよくある光景だったが、同店に先生の訪問歴がありサインまで飾られていると判明、界隈の一部で話題となる。
所在地はまさかの阪急沿線、しかも府内。これは行くしか、と身を乗り出すも、直後の週末は自分の体調不良によりやむなく断念。翌週末、満を持して(?)訪問を実行に移した。

餃子天国 高槻店」さん。JR 高槻駅からも歩けるが、阪急高槻市駅のほうが圧倒的に近い。改札出て中央出口から体感3分くらいかな。高槻自体めったに来る機会がなく土地勘ほぼなし民だが、駅南西に「城北通」のアーチを見つけたら到着したも同然。

昨今の情勢もあり、営業時間は若干変更されているようだ。3月上旬時点での開店は11:30。
隣の店前まで行列ができており、長丁場も覚悟したものの、1巡目にて無事入店できた。座席総数は不明だが、入口から見える範囲では空きテーブルわずかに2つ。通されたのは向かって右側、テレビ真下の席。って、ちょっと待て。

ドンピシャでサイン最前席やないかーい!
別に巡礼だと告げたわけでもなく、何故こんないい席が空いていたのか。改めて考えると、テレビがほぼ観られない席は需要が低いのではなかろうか。特に土曜昼はローカルワイドからの吉本という、ネイティブ関西民が観そうな枠もあるので。

2人揃ってにわか関西民の当家(旦那さん6年、自分は累計14年)、注文をさっさと決め、ありがたくサインを拝見する。しかし19年12月って、いったいなぜ休業中にはるばる関西まで。ルミナリエでも観に来たんすか(それは同日の自分)。

付近の壁には、聖地誕生の発端となった番組・魔法のレストラン(通称マホレス)のレポーターとして来店した DJ KOO さんのサインも。この丸いシール、関西の飲食店で見かける率めっちゃ高い。

でだ。ここは中華料理店。そろそろ料理の話をしようか。

看板メニューが餃子であることは疑いようがない。あと自分が頼むべきはアレ。旦那さんはやきそばをチョイス。ともかくどれも激安。周囲をうかがうと、1人で餃子2〜3人前を頼む人も複数、さらにビール多数。わかる(けど旦那さん花粉症につき断念)。

注文から数分、まずやきそば登場。いかにも中華屋さんらしいシンプルなお味。

さらに数分後、ラーメン。先生ご来店の折、これをいただいて「東京でも売れる」とコメントしたとかなんとか。スープがかなりあっさりしており、飲み会のシメにぴったりな感じ。

そして餃子。小ぶりの6個で1人前(写真は2人前)なので、確かにメニューの組み合わせ次第では1人で2人前余裕。あんは不思議なとろみのある食感で、これは白菜の粉を混ぜ込んであるためらしい。後味がほんのり白菜。
おいしくいただいて、入店から30分でおいとま。開店前に用意した餃子が出尽くしたのか、レジ横でご主人がひたすら餃子を包み続けていた。当家のお会計、しめて 1320 円。安っ! ごちそうさまでした。

まあそんなわけで、予期せぬ新名所誕生である。関西以外から気軽に来れるようになったら、さらに賑わったりするのかどうかは定かでないが、皆様ご来店の際は存分に味わっていただきたく。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。