あたらしい旅行様式 (16) 市街を繋ぐ線

平日の合間にぽつんと祝日。ふと思いついて、各自の衣類を総ざらえ。すると出るわ出るわ、使い勝手に欠けたりトレンドから外れたり使い古されたりした服の数々。1週間分のゴミ袋が埋まるくらい出て、チェストが少しすっきり。在庫チェック大事やね。
さて夏の長崎、さらに電車を追いかける。

おやつを終え、市民会館付近に戻ってきた。時折日陰へ退避しつつ、しばし撮る。

電停の根っこに C とか A とか書いてあるのが、乗り継ぎの案内。4・5系統と3系統の間で、それぞれ経路が重複しない形で乗ることが可能になっている(つまり蛍茶屋方面には適用されない)。

前日に1区間だけ乗った 5001。松山のとうふを思わせる形状だが、同じリトルダンサーでも長い方の Ua。このタイプは採用例が多いだけあって、豊橋富山札幌阪堺で実車確認済。国内で回ってるとなにかと縁ありがち。

Ua の元となった U の方がレアともいう。ここにしかいないし。

今日の「みなと」はずっと3系統固定で走っているようだ。またやってきた。

さっきは車内を満喫したんで、外観もしっかり記録しておこう。

陽の当たるところで観ると、全体に塗られた青がかなり光を反射するのがわかる。それもそのはず、塗色名がメタリックブルー。

ドアが閉まっている状態でないと気づかない小ネタもここで発見。入口と出口で、尾曲がり猫が違う。出口のは黒猫がおじぎしているようにも見える。お礼の気持ちと遊び心。

ここで交差点を離れ、近隣で別の構図を探しにいく。

市民会館から2区間で駅前に通じるルートは桜町支線というらしく、3系統のみ経由。もともと高低差のある地形なのだろう、周囲の道路が相対的にやや高くなっていて、お手軽に見下ろせる。ただし、今立っている細道は国道と直接つながっているので、地味に車がよく通る。

真夏だから緑一辺倒の構図、春に来たら桜の屋根の下で撮れるのであろう。

電車の真上にあたる国道部分は、陸橋に近い構造。歩道から見下ろせなくもない。

国道沿いにある市役所の北面、線路に覆い被さるようにして市営駐車場が建っている。そこを抜けたら桜町電停。

暑さに負けて1電停だけ乗車。夕方ラッシュと呼ぶにはまだ早い時間帯ながら、駅前付近では車の列ができている。

ふぅ。それにしても高温多湿はじわじわと体力を削るものだ。ボリュームおやつのおかげで夕飯は多少遅くなっても大丈夫そうだけど、もうちょい撮るにしても、ここらでいっぺん帰って休もう。このような場合に電車1本ですぐ戻れるのは、中華街あたりに投宿する強みでもある。

うおー、やっぱ朝に出たときと全然水位が違うわ。底の砂利も河原の遊歩道も見えてるし。

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