まちに生きる化石 (7) 夜景纏う

友人へのおもてなし(?)は無事終了。思った以上にいろいろ順調で、天気も大筋では問題なくてよかったよかった。ただ結果的に歩数が2万歩くらいになってさすがに疲れたんで、今日はだらだら休養日。
なわけで先月の福井攻略ラスト。

日没後の蒼に街が色づく頃、武生発の電車がやってきた。

おや、ふくらむ2号さんでしたか。てことは、さっき行った 203 の出番はもう終了だろうか。どのみち19時半前には福井を発たねばならぬので、そろそろ都心に戻らないとね。

古い車両の乗車体験を数多く積んだ後では、なおのこと新車の乗り心地が如何に優れたものであるかを痛感する。すっかり暗くなった車窓のかわりに、無線 LAN のマークみたいな模様で投影される足元灯などを眺めつつ、再び市役所前。

側面をテールライトの赤に染めつつ、2号は田原町へ。

やっぱり大型車また来るんじゃないかと、あきらめきれず粘る。今度はヘッドライトの白に照らされて、北から2号が戻ってくる。

…あれ。ポイントの奥に武生ゆきが2本揃った。どうなるんだこれは。そのまま電停端で観察していたら、こういう運用だった。

まず、これから駅前に行く2号が到着。学生さんを中心にどっと降りてきて、そのまま電停に立ち止まっている。

すると、2号を押し出すような形ですぐ後ろから急行が停車。今降りたばかりの学生さんたちが、ほぼ全員乗り込んでいった。結果として、ここで緩急接続というか追い越しが行われたような状態。なるほどね。

帰宅時間帯に優等列車の方が混むのは、いずこも同じ。駅前経由で戻ってきた2号の車内は実に広々としていた。

おや、南からもう1本電車が。タイムリミットを考えると、アレを撮ったらもう駅に向かわんとね。

610 だった。やはり 203 は営業終了したのか、それともセンター試験をこの日最後の英語(18:10 終了)までたっぷり受けた高校生を迎えに後ろから来るのか。いずれにせよ、610 もまた後者の一端を担っていたであろうことは想像に難くない。

突発的な日帰り遠征ではあったが、路面区間でも専用軌道でも大型車の走るところを観られたのは大きな収穫だった。

こうして、19時前に JR 駅へ引き揚げ。駅ビルで駅弁を確保し、サンダバで帰還。直前に同じホームから出た普通電車は、受験生でびっしり埋め尽くされていた。

あと1ヶ月もすれば、「駅前」電停は文字通り駅前に移動している。その様子はいずれまた観に来よう。

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