この時代の端境に (3) 城下に歩く・2
13 Sep 2019
最近当家でなぜかブーム到来中のカルピス。しかも自分で薄めるやつ(原液)。コレで育った昭和民が2人揃っているため、ン十年ぶりに飲んでも違和感ゼロ。懐かしの味は健在。しかし、今日買いに行ったら1本しかなかった。実は世間でも流行ってる?
さて春の連休寄り道、さらに犬山をぶらぶらと。
犬かな。犬山やし。
あとで確認すると「わん丸君」というようだ。ひこにゃん同様に城に住んでいるのかと思いきや、殿様になるのが夢ってことはそうでもないのか。
市の公式キャラなので公共のものにもバッチリ登場している。
歩いているうちに、ちょっとした交差点に出た。
信号の向こうはまるで別世界。言っちゃなんだが、江戸と昭和の境界線上に来たかのよう。どっちかというと自分が小さい頃までかろうじて残っていたような、がんばって現代化しようとしているくらいの頃合いの「昭和」を感じる。
この交差点を東へと曲がる。
一昔前までどういう町構えだったか、一発でわかる優秀な遺構を発見。
おそらく高度成長期の頃、道の南側で昔ながらの町屋が一斉に姿を消し、コンクリート建築に置き換わったのだろう。歯科の隣で建て替えずがんばっていた一部の町屋も老朽化で去った、というところか。
ものによっては純粋に昭和レトロ物件として鑑賞することも可能。円を数珠つなぎにしたフェンス(?)、つけた当時は圧倒的ハイセンスだったはず。
次の交差点には地下道の出入口。東海地方でよく見かけるが(岐阜にもわりとある)、横断歩道ではだめな理由を考えるとやっぱり車社会ゆえのことか。
寄り道しつつゆっくり歩いて、城のふもとから30分弱。
犬山駅に着いた。厳密に言うと城の最寄り駅ではないんだが、本町通り散策を含めるなら間違いなくここを使うのが推奨ルート。どうせ時間も余っているし、せっかくなので少し乗ることにした。
名鉄自体めっちゃ久々。いつ以来だ。5年くらい前の夏が最後か。
パノラマスーパーさんもお元気そうでなにより。
乗るといっても名古屋まで行くわけではなく。2駅北上、木曽川を渡ってすぐの新鵜沼まで。
こうやって「利用実績のある駅」をちまちま増やしているのです。
※続きはこちら→ (4) 駅前を巡る
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