近畿を制する者は (15) 最短誇る一文字
12 Aug 2022
水曜のライブは大変素晴らしかった。昨日まだ体力が戻りきらぬながらも記憶を絞って感想文を書き上げたのだが、今やってる話があまりにもキリが悪いんでこっち終わらせてからにしますわ。
なわけで近鉄攻略旅、最終日の折り返し地点。
伊勢若松から移動してきたのは、三重県屈指の主要駅。
津でございます。利用者数だと四日市の方が多いらしいけど、県庁所在地のこちらもそれなりの規模感。
近鉄側の改札、広さはぼちぼちだが天窓があって明るいのはいいね。
特急がほぼ停まる(しまかぜ除く)。発車案内にもそれなりの頻度で特急の文字。で、右奥へ歩いて行くと改札なしで JR 構内に突入、そのまま JR 側改札から出入りできる。
こっちも特急停車駅。いかにも東海らしい雰囲気の空間にがっつり食い込む近鉄仕様の時刻表。
建造物の大きさとしては JR の駅ビルに軍配が上がる。ビルとしては我々より年上であり、エスカレーターなどを観るとなかなかの年代物で味わい深いが、テナントは至極いまどき。昼食の仕入れも駅ビルのお世話になった。
でだ。以前車窓から撮影だけはしてるけど、ここに来たらやっぱりアレはしっかり記録したい。
「つ」駅名標。なんといっても日本一短い駅なので、見た目のインパクトは絶大。とりわけ JR 仕様のものは、上に大きくひらがな・下に漢字という仕様上、遠目に「?」っぽく見えるのがじわる。
もちろん近鉄サイドもシンプル。大きい看板は漢字が目立つ仕様なので、縦型の方がネタ的にはいい感じ。
次の電車を待っていると、JR の当駅止まりから大量の学生さんが降りてきた。そっか、土曜の昼なら学校終わりですわな。むしろ最近の学校あんまり週休2日じゃないよね。特に私学。
我々が並んでいるちょうど脇に、特急の券売機。方面別に用意しないと捌けないであろうところが、さすが特急王国である。
津からは再び特急ワープタイム。駅で買った昼食をもぐもぐしつつ大和八木まで一気に戻り、さらに橿原神宮前。
いつまでもあると思うなビスタカー。2階建て部分は「乗るつもり」じゃないと乗れなさそう。
あらこんなところに回送車。南大阪線車なので台車を付け替えにきたのでは、と旦那さん。
その南大阪線系列が、最後に残された未乗車の支線。3つもあるからどんどん回っていかねば。
まずは尺土で下車、御所線へ。だいぶ奥の方に置いてある車両が、あっちで切り返して1番線に入ってきた。
本線から分岐すると、沿線は至って普通の「近鉄ローカル景色」。特に奈良県内はどこ行っても雰囲気が似ている。
はい御所駅到着。こつこつと積む利用実績。
たった3駅の支線を作った理由は、終点からバス経由でロープウェイに接続する葛城山だろうか。
ここでも必殺3分返しを敢行。真っ昼間は20分間隔なんで、詰められるところは詰めていく。
と思ったら、尺土に戻ったタイミングで運行間隔がうっすら縮まっていた。まあええわ、我々は先を急ぐのだ。
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