この時代の端境に (4) 駅前を巡る
18 Sep 2019
会社のご厚意に乗っかった昨年と違い、今年は自分で健診予約をする本来の方式。ネットなら思い立ってすぐだが、この手の予約は電話限定が相場。昨日ようやく電話して、来月の予約を確保。特に懸念点がなくても、毎年やっとくのが安心やね。
さて引き続き春連休から、名鉄見物の巻後半。
観ての通り、すぐそこには JR 鵜沼があり、10年ほど前にできた自由通路でつながっている。さらに歴史を遡れば、かつては駅だけでなく線路もつながっていたことが、今でも周囲を観察するとわかる。
うむ。これは初見でもピンとくるいいカーブ。
この奥に行くと JR の線路があり、名鉄から高山本線へ直通列車が走っていたという。列車は今世紀に入ってすぐ廃止。自由通路ができて数年後、線路が取り外され道路となった。ちょっとばかり奥へも歩いてみたら、閑静な住宅地。どの家も新しそうだし、道路を作った後に分譲されたのだろう。
名鉄からどう分岐していたかの名残もよくわかる。
せっかくなので、線路を上からのぞける自由通路の恩恵にもあずかっておこう。
各社それぞれに岐阜をめざす西側の線路。ちょうど特急どうしが居合わせた。
ひだの連結がおもしろいのは平常運転です。連休だし、少しでも長くしないとね。
ひとしきり見物を終えたところで、自由通路を抜け、西側の駅舎から再び改札内へ。古い建物のリノベかと思いきや、これまた今世紀に入ってから作り直したものらしい。
めざすは隣駅。さらに利用実績を増やす狙いに加えて、実は城にいちばん近いので一石二鳥。
かつて遊園地へのアクセス駅だったこともあり、片側のホームがとっても広い犬山遊園。
駅名の「遊園」ってモンキーパークのことかと思ったら、もっと昔にあった別の場所のことだった。その遊園跡地には名鉄のホテル、しかしそれもまた当家訪問後に営業終了。かたやモンキーパーク自体は健在ながら、かつて当駅からパークへと続いていたモノレールは廃止済。時代の移り変わりをいろいろと感じさせる駅である。
構内はちょっとしたカーブを描いており、安全確認には気を遣いそう。
あらこんなところにミュースカイさん。ここから空港までは結構遠いだろうけど、1本で行けるのは便利やね。
こうして、ちょこっと名鉄見物は終了。10数分歩いて駐車場に戻り、改めて岐阜方面をめざすドライブを再開する。
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