霞か雲か旅路を覆う (2) 本館の再来

ちょっと日用品で特定銘柄を買ってみることにした。のはいいが、近所に売っていない。市内や買い物範囲のドラッグストアを片っ端から当たるも全滅。現時点で売っているのはヨドだけ。うーむ。不便すぎるので、選定から考え直した方がよさげである。
さて連休帰省は早々に2日めのお話。

父も母もそれなりにいい歳である。無理せず過ごしてもらうべく、朝食後しばし休んだら我々は出かける。といっても天気は引き続きいまいち、近場でぶらぶらが主目的。最初に向かったのは「進捗確認」。

久しぶりに工事の覆いを取り払われた、道後温泉本館。老朽化に伴う大改修なので時間もかかり、少なくとも実家が松山に来てからずっと工事中。ようやく今年中に終わる見込みらしい。

といっても内装はまだまだらしく、正面からの出入りはできない。

現時点では、綺麗になった外観装飾を眺めて楽しんでおく。

暫定的な出入口は又新殿の脇。純粋に旅行として来た初回訪問時(12年)には開かずの扉だと思っていた側が開いている。

ふと、道路の対岸になにかビュースポットのような高台があるのに気がついた。階段を上っていくと、

これはもしかして展望台なのでは。「空の散歩道」、実家移転時にはすでに存在していたようだが、なんせ工事中の本館を眺めるという発想がなく、今回まで気づかぬままだった。足湯にトイレ、駐車場もあるから至れり尽くせり。

ここから望む本館の全体像は新鮮に映る。てっぺんに鷺がいるのも、又新殿だけ屋根材が違うのも、俯瞰だからよくわかる。

全館営業が再開したら、さぞ混み合うことだろう。また入るにしてもタイミングは考えた方がよさげ。

じゃ、そろそろ移動しますか。

商店街を抜けていく。おや、頭上がカラフル。藤棚かな。

と思いきや進むごとに色は変わり、最終的にはみかん色。さすが愛媛。

アーケードを抜けたところで、坊っちゃん列車がメンテを受けていた。

地方鉄道で語られる運転士不足の傾向はいよてつも例外ではなく、運休していた時期もあるというが、状況が改善したのか運行再開。ただし、この日は平日だから運転なし。連休稼働に向けての整備であろう。

この54号の折り返しで中心部へ移動する。

以前に一度乗った「媛ひのき・媛すぎ電車」。このクラスの長老世代はほとんどいなくなり、2両だけが生き残っている。もう1両はみかん電車(51号)なので、観光向けの動態保存も兼ねてのことだろうか。

電車だけでなく地上設備も世代が混在している。東側ではパネル状の処理が施されている一方、

昔ながらの石畳も随所で健在。道路整備に応じていずれはこちらも現代化されていくのかな。

そうこうするうちに JR 駅前に到着。先発電車が JR 行きだっただけともいう。

乗ってきた客を降ろすと、54号はすぐに折り返していく。それなりの頻度で動いているのはありがたい。

なんの変哲もない電停を毎度撮るのは、もちろん JR 側の高架化を見据えてのこと。

構内に立ち寄ると、一足先にソフトウェア側で変化があった。定期だけでなく各種きっぷも買える「しこくスマートえきちゃん」。

JR 各社で別々にアプリがあることの是非はともかく、普段の生活圏内では便利になってるのかも。

なんだかんだありつつも、工事は少しずつ前進しているようだ。

あの正面ビューは保持されるのかな。意外と歴史が浅そうなので(三角部分の設置は00年)思い切って一新される可能性もあるな。

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