年またぎ西国放浪記 (7) 単線特急

ご近所工事は順調に進んでいる。日々ちょっとずつ変化していくのはおもしろいが、なにぶん「最終的には他人の家」なので写真とかは撮りづらい。観て楽しむにとどめるとしよう。
さて年末帰省のお話は大晦日の続きから再開。

用事の済んだ旦那さんと合流したのは、お隣の駅。

福島。快速系は通過なので、環状線の西半分の中でもなかなか縁がない駅のひとつ。無事集合したところで、さらにお隣の野田へ移動。

103 も 201 もお元気そうでなにより。とにかく相当いじってるし、まだまだ余裕で現役続投しそう。

ここへ足を運んだのは環状線そのものが狙いではなかったのだが、そんな我々の前に突然ネタ車があらわれた。

おやおやこれはイコちゃんではないですか。スイカから遅れること2年、こちらも導入から10年が経過したのに合わせた記念ラッピングだった模様。
余談だが、昔いっぺん首都圏民だった頃にスイカが始まり、その後関西人に戻ったら既にスイカとの相互利用も定着していたので、使うためのイコカを買ったことはない。強いて言うなら、キタカ込みの相互利用開始記念カードの購入列に並んだのが唯一。

そんなイコカラッピングは意外と派手だった。地がオレンジ一色だから水色系は目立つ目立つ。

ただ、駅撮りだと HM はともかく側面の様子を充分に写し取れないわけで。こういうのは真横から撮るもんやね。

ところで何をしに来たかというと、前日の川西池田に引き続いて特急を撮るのが主目的であった。

ようやくやってきたのは、287 系のくろしお。真っ白なので当家では「しろしお」と呼ばれている。こうのとりとの大きな違いは窓下のラインカラーくらい。この距離だから判るけど、遠目には微々たる差。

この写真でいう右2線が環状線で、特急がいるのは先程グランフロントからも見えていた(当シリーズの前回参照)梅田貨物線。この区間は単線になっているので、上下どちらの特急も撮ることができて効率が良い。ただし、そのかわり単線のデメリットとして信号閉塞も厳しい。

反対方向の信号が開通したところで、はるかも通過。ねくすと同じ「空港用」だからか、改めて観るとなんとなく似たような形状をしているような気もする。

ぼちぼちおなかもすいてきたので、一旦改札を出てから梅田に戻る。比較的空いている西エリアでうどんをすすって、ふらりと午後の部に繰り出すのであった。

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