異邦人、香港に願う (18) 中環午餐

今年も先生のお誕生日が巡ってきた。帰りを待つ人々の声を読んでいると、みんなで待とうという前向きな気持ちと、そうは言ってもいつになるかわからない寂しさと、両方混じってなんともいえない心境。まずは元気でいてほしいと願うばかり。
さて香港3日め、そろそろお昼の時間です。

前回は本題から逸れるんでさらっと流したけど、中環名物エスカレーターの利用には、しばらくの間ちょっと注意が必要。

2022 年まで、かなり長期にわたって更新工事やってる。去年当たらなかったのはラッキーだったのか。

何本かに分かれているので、運が悪ければ横の階段を細々と上ることになるし、

運がよければふつーに乗れる。さすがに全部使えないわけではなくて助かった。この時は乗れたり乗れなかったり五分五分。

大館を出たところに話を戻そう。旧本部の脇から出ると、ちょうど正面に砵典乍街。みんな大好き(一部界隈に限る)げわい坂である。て、去年の同じ日も香港と先生にまつわる話書いてたな。偶然ってすごい。

去年からの変化はあまりなし、と言おうと思ったら、西面が壁画になってた。まさにこの坂を描いたと思われる絵。坂道沿いに壁面アートが多いことで知られる中環だが、この絵はなかなかいいね。

それはそうと、おなかすいたな。12時半やし。飲食店らしきものを探して歩く。エスカレーター沿いは人出が多く、よさげと思った店に行列ができていることもしばしば。うーむ。

どっかいいとこないかな、と歩くうち、中環の駅からはだいぶ遠いエリアまで来ていた。ふと、道の対岸に「燒鵝」の2文字が見えた。そういや初日に行った燒鵝屋さん、他のメニューもいろいろあったよな。もしかして何かしらランチセット的なものあるんでは。そこにしよう。

直感大当たり。「宏發燒鵝餐室」さん、よっぽど新しい店なのか Google マップにすら出てこないが、少なくとも今年9月にはオープンしていたようだ。

すぐ座れたのは、回転率のよさもあるだろう。昼休みのビジネスマンらしき人多数。小さな円卓はもちろん相席で、当家の食事中にも同じ卓を囲む人が変わった。
ランチセットっぽいものが壁に書いてある。広東語しかないけど、幸いにして A〜D の記号つきで注文には困らず。

旦那さんは排骨飯。ごはんに超合う。観ての通りつゆだくだが、向かいに座ったおっちゃんがつゆごとごはんに乗せて食べていた。なるほど。

わたしは炒飯。安定してうまい。で、いずれもワンドリンクつきで各 $55。安っ。

ごちそうさまでした。引き続き混んでいるので、次の人がさっさと入れるよう早めに席を立つ。

表通りへ抜けようと細い道へ入ったら、そこは圧倒的飲食店街だった。機利文新街(Gilman’s Bazaar)。中環でも目立つビルのひとつ・中環中心(The Center)のすぐ横にずらり店が並ぶ。
よく観ると多くの人は、レシートを手に持ったまま。入店待ちの行列ではなく、テイクアウトの仕上がり待ちだった。さっきの店のおもてにいた人たちもそうだったのか。座って食べる場所が確保しにくい観光客にはハードル高いけど、オフィス街のみなさんには便利そうやな。

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