Sweet 10 Journey (20) 夕刻の電車達
4 Dec 2020
さっそく今日からおとなしく過ごしております。て、明日は以前からの大事な予定が入ってるから出かけるわけだが。来週以降、ほかに用事なければ久々にマスクの新作でも作るかなぁ。材料在庫は充分やし、初代がだいぶくたびれてきたことだし。
さて秋の豪遊3日め、終盤に電車タイムもちゃんと取る。
せっかくなので、もうちょっと鉄分補給しよう。工事中エリアを回り込み、軌道をたどって歩く。
通りかかった 8802、ハイデルベルクと同様の由来で桂林号。
入れ違いであらわれた COCORO。真横ショットをまだ撮れてなかったので、いいところに来てくれた。
しばらくするとパト電も登場。
そのまま西へ進めば、サクラマチの1ブロック南、A・B 両系統が丁字に重なる交差点。ここで陣を張り、駅前へ向かった COCORO の帰りを待つことにした。というのも、
右折してくる A 系統を迎えるとカーブ構図になるので。ちょっと観察したところ、どうやら自動車と電車で信号が分離されている感もあり、定点撮影地に適した場所のようだ。
一方、来た道を振り返れば、高確率で信号停車する車両をゆっくり撮れる。たまに車がかぶることもなくはないけど、撮り直しが可能なくらいの時間的余裕もあり。
あ、ハイデルベルクさん。過去訪問時の記憶が曖昧だったのは、当時はドイツ無関係の広告が目立っていたせいか。
B 系統の線路が直進する西方向。市街地の向こうで黄金に染まる雲と、刻々と暗さを増す地上。写真での両立ができるか、おうち帰って現像でカバーできることを願いながら撮る。まあなんとかなったかな。
ここまで観ての通り、広告ラッピングや特殊な外観の車両に今回はよく当たった。
ローカル企業の柄を見かけると、その土地ならではのものに出会えた感もひとしお。九州にはフンドーダイとフンドーキンがありまして、両方とも醤油作ってるからややこしや。
原色もそれなりの頻度で見かけたけど、比率としては少なめかもしれん。
9700 形に至ってはなにが原色なのかもよくわからん。少なくとも 9701 に関して言えば素の状態らしいが、それより近年の改修で熊本にもついにフルカラー LED の波が。ここも長崎と一緒で物理幕がまだまだ強いんだよなぁ。
待つこと30分弱。COCORO が戻る頃にはだいぶ暗くなっていた。
その結果、黒い車体の大きな窓に暖色系のあかりが映える。車幅灯を兼ねているであろう側面足元の小さなライトも、いいアクセントになっている。しばしの停止を経て動き出し、カーブを通過して去るのを見送っていると、
そこでばったり出会う相手がレトロ風。よくできた展開だ。
こうして、小一時間で現存形式の大半と出会うことができた。地味に効率よかったのでは。
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