異邦人、香港に願う (23) 懐古電車・2

12月にもなって蚊に刺される。なんでや。しかも2日連続。外はもうすっかり冷え込む日が増えてきたものの、家の中は晴れれば日光がよく入って暖かい。虫にとっても居心地いいのか。とりあえず、季節外れの虫除けスプレーを部屋にシュッシュしておく。
さて香港3日めラスト、120 号乗車レポ後半戦など。

せっかくなので1階にも降りてみよう。

一般的な他車両に通じる、見慣れたロングシートのレイアウト。

普段使わないほうの最後尾運転台。基本構造は今もたいして変わらないながら、いかにも古めかしい銘板などは味わい深い。

2階へと続く階段は、もともと1つしかなかったものを後年増設したらしい。前方には他のお客さんが乗ってたこともあり、もうひとつの階段まで詳しくチェックしなかったけど、たぶん後ろの階段が後付け。というのも、

どう観ても「座席があったところに無理くりつけた」感が全開。なかなか思い切った大改造で。

そうこうするうちに、どんどん乗客が増えてきたところで中環にさしかかる。追っかけ開始した前立法會のところで下車。すぐそこに地下鉄駅入口があるから、九龍へ帰るにはここらで降りるのがちょうどいい。

正味15分ほどの短い間ではあったが、空いてるうちにしっかり堪能できてよかった。

先の大戦後に新型車として導入された 120 号。当時の形状を残す唯一の車両として保存するために、一旦バラしてまで作り直したものが現在の姿。わざわざ狙って乗るべき価値は大いにあることを、この身で実感できた。今後も元気でがんばってね。

お宿へ帰って荷物を軽くしたら、夕飯の頃合い。ここまでの食事で地元グルメをたくさんいただいて、おいしかったんだけどそろそろ胃が疲れた。あっさり系で行こう、とオンラインで店探し。そういや、ここ(Mira Place)にも飲食店入ってた気がするぞ。

と、やってきたのは2棟あるうちの「1」のほうの地下、”Madam Saigon” さん。その名の通りベトナム料理。現地最後の夕飯がわりと東南アジア系になりがちな当家。短期日程だった前回はともかく、16年(ベトナム)・14年(シンガポール)と高確率で法則発動している。

注文は主食とおかず1品ずつ。海外で大事な「頼みすぎないコツ」も慣れてきた。パリパリ生地に野菜炒めを挟んだクレープ($128)と、

えびかに入りトマト味のフォー($138)。て、メニュー写真の印象よりつゆだくやな。おいしかったからよし。

あとはビールとレモンティーをつけて、サービス料10%プラスからの平日夜割(10%オフ)で合計 $361。ごちそうさまでした。

店を出たところの吹き抜けでは、クリスマスの演出準備が進められている。11月になった途端こうなるのはどこも一緒か。

明日の出発は早いから、朝ごはんを食べに出かける時間がない。腹ごなしついでに駅周辺を探し、ハイアットがある方の K11(Art Mall)でパン屋を発見。いくつか仕入れて宿へ帰った。搬入パレットに A-1 Bakery って書いてあってまさかと思ったが、香港法人があるとは知らんかったわ。

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