小さな世界に遊ぶ (1) 箱庭模型
12 Aug 2016
旦那さんの仕事が佳境を迎えている関係上、今年の当家はお盆休みなし。かわりに秋休みを取ろう(10月遠征とは別枠で取れたらいいな)と気持ちを切り替えてがんばっている。そんな中、初めての祝日「山の日」にもかかわらず出勤した旦那さんの終業に合わせて、ちょっと梅田をぶらぶらしてきたお話。
昨年も同時期に開かれて足を運んだ、梅田阪急9階が定位置の鉄道模型フェスティバル。今年は自腹だけどやっぱり行ってみた。場外からも眺められる位置に、かつて阪急が乗り入れていた時代(一応記憶あり)の須磨浦公園が再現されていた。下車経験もなければロープウェイも未乗だが、ここの構造はなかなかダイナミックでいいっすね。そのうち行こう。
壁沿いは今年も模型新作紹介コーナーがメイン。飯田線がすごくイメージ通りの飯田線。
会場中央は例によって、複数の情景をつなぐ大規模ジオラマ。
トワもカシもここでは現役。都会から田舎まで、夏から冬まで、いろんな景色を通っていく。
ちょっとおもしろかったのが、高速道路を表現した部分。写真だと伝わらんけど、道路に車が固定されたものが延々と回転寿司状態。なるほどねー。
ここは阪急なんで、須磨浦公園以外にも自社推しコーナーあり。
高架80周年の展示。特に告知で観て気になっていたのが、こちらの模型。
旧三宮駅を JR もろとも再現。山陽が六甲まで行ってそうとか、新快速が 117 で所要時間も超短い(大阪19分!)とか、いろいろ味わい深い。さすがに神戸市バスの塗装が新しめ(95年以前ならもっと濃い緑)なのは御愛嬌。
この素敵な駅舎は震災で壊れてしまい、実物を観たことは一度もない。それっぽいビジュアルを下層で再現して建て直すらしいんで、楽しみにしてる。
あとは運転体験コーナーと兼用で、上牧・水無瀬付近の再現も。名物(?)隣の新幹線まで再現内容に入っております。めったに2路線並走しないあたりも実物同様。
ついでにグループ仲間の阪神さんも、なんば線とか。
あぁ確かにこんな感じの防音壁ついてますわな。
そもそも、ホールディングスできてから今年で10年ってことが不思議な感じ。長くもあり短くもあり。あと多分この HM 全部実物だと思うんだけど、阪急でかすぎでしょ。
その他の資料展示だと乗車券類が目を引いた。
特にポートピアの記念券、ステンドグラスよろしく色が透けるプラ素材なのはすごいわ。予算的な意味で本気を感じる。
西日本歴代新幹線のまとめも壮観。お召し用0系(上から2本め)とか、写ってないけど試験車や黄色まで。
と、そんな感じでさらっと回って15分。今年は阪急色が濃くてよかった。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。