週刊ダイヤモンド 2009/10/10号 JRの秘密

すっごい今更だが、きちんと読むの忘れてた。そもそも発売週に買うの忘れてた。そんなとき、バックナンバーの充実した本屋が通勤経路にあるって素晴らしい。てことで、RF が出た頃に一緒に買っといた。

非鉄雑誌は切り口が鉄系と若干違うのが楽しい。表紙からして、車両の顔じゃなく中からの眺めだし。しかも W。まるで運転台潜入してはしゃぐ人のような視点。
まぁ勿論雑誌の性格上、企業としての JR グループをあれこれ分析やら解説やらというのが本筋。海外への売り込みとか一部ネタは東洋経済とかぶってるんで、そこは軽く流しつつ。

・東のエキナカ開発譚
まさかそんなにポテンシャルがあると思ってなかった、って率直すぎるコメントに受けた。ニューデイズが盛況なのは、ひそかにペンギンの貢献もないだろうかと思ったり思わなかったり。

・大阪駅も開発中
地元のくせにあんまりよく判ってなかってんけど、大屋根完成したら各ホームの屋根とっぱらうのか。そして電光掲示だけ地面から生やすのか。本当にヨーロッパのターミナルっぽい。これは改めて期待がふくらむ。

・IC カード大集合
何事もずらりと並べると壮観なもので。しかし、記念スイカは(イコカも若干)手を出すとえらいことになるから割愛したんやな。

・駅近のホテル群
泊まったことあるの3つだけか…(大阪・姫路・豊橋)。時々立地重視で泊まりたいなと思うことはあるので、全国提携で何かやってくれたらさぞかし便利やろなぁ。

・鉄道員さんたち
遅延に出くわした時、頑張っているスジ屋さんの顔を思い浮かべたら落ち着いて待てるかも。あの「新快速住吉ゆき」もこの司令長さんのお仕事だったのかな。
車掌さんから運転士さんになった方。無段階調節可能な自動車のペダルと比べると、電車類のノッチ調節は相当難しいイメージ。それを操れる人ってやっぱ尊敬だわ。

この手の雑誌が鉄系のそれと一番違うのは、やはり西に関する論調の厳しさ。西に限った問題ではないとエクスキューズしつつも、少なくともわたしが生きてるうちはいつまでも言われ続けるだろうな…。
速さに対する「需要」を免罪符として云々というくだりもあったが、実際なんだかんだで乗客の多くが今でもその速さを最重要視している面があるのは間違いないと思うんだ。だって皆、新快速に殺到するやん。3分遅れたら「えー」って顔するやん。

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