垣間見る物語 (1) 舞台を想う

当家の夏休みは本日が最終日。と書くつもりだったのに、旦那さんは急遽出勤。詳しい話は聴いてないし業務には首をつっこまないのが大人のお約束だが、今朝の大阪で起きたアレの影響を食らったのではなかろうか。突然来られるとどうしようもないよなぁ。
さて今回は7月第2週、3連休初日のお話。

道路の混雑を想定し、車でのおでかけは翌週以降に回す。ではどうしよう。なんとなく思いついた場所へ向かうべく大阪市内へ。

気軽にほいほいプレミアムカー乗りがち。深く考えずに取ったら快速急行、つまり 3000 系固定。こっち乗るの初めてちゃうか。しかもよーく観るとまさかの万博車(プレカーには関係ないが)。

これに揺られることしばし、中書島まで移動。あとは宇治線に乗り換えて終点まで。

って、おや? これはこないだまでやってた作品。なんでここに。でも衣装替えの意図だけはすぐわかる。

宇治駅まで来たのは久々、関西人になる前の年末以来。

駅舎は変わらず前衛建築っぷりを発揮している。

そんな駅の西側、改札から歩いてわりとすぐのところに施設がある。

「茶づな」。もともと観光に振った宇治市紹介スポットのようだが、期間限定で観光要素が大盛りになっている。

今年の大河は紫式部、といえば源氏物語。に含まれる宇治十帖つながりで、ドラマ展が開かれているようだ。ちょっと寄ってみた。

ごく一部が撮影可能(むしろ推奨)エリアで、実物衣装とか等身大パネルとかが飾ってある。それ以外の展示では丁寧に作られた書物の小道具などもあり、さすが予算のあるとこは違うなという感慨も。

当家はこういうとこで自撮りしない(仮に撮っても一般公開しない)タイプなんで、現場の模様だけで失礼いたします。

てな展示を抜けたところで、宇治駅の謎が解けた。

これは宇治の観光キャンペーン用に描き下ろされたイメージイラスト。発注先は京都アニメーション。ちょいちょいアニメ観る割にこういう知識がすっぽ抜けてるんだが、本社の所在地は宇治なのね。そりゃ絵も描くし駅に広告くらい出すわ。

「茶づな」は2階がドラマ展のような企画スペースで、1階が常設の「茶づなミュージアム」。宇治といえばお茶ですからね。入口ですすめられるままにセット券を買ったので、せっかくだから1階も寄ってみた。

宇治に限らず日本のお茶の歴史をコンパクトにまとめた内容で、特に映像やパネルなどのビジュアル展示が多め。

茶ソファーの圧が強いけど、この脇にある「お茶壺行列」の話はぜひ観てほしい。そんだけ大々的にやって本来の荷物それっぽっち?

と、さらっと拝見できる2つの展示を回って小一時間。

施設周辺はかなり近年に整備されたようで、案内看板もいろいろ出ている。

とりわけ目を引くのは現役茶畑。

ついさっき展示で「先端の葉っぱだけ使うのが玉露」とか読んだばっかりなので理解度がちょっと上がった。

前回訪問時にどんなんだったか覚えてないけど、見どころが複数あるのは観光地として良いことだ。

そういや知らないポケモンさんもいらっしゃいましたね。観光地回るとポケふたに出会いがち。

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