かんさい新視線 (5) 宇治の交差

案の定というか当然というか、帰省の影響で2人揃ってウェイト増加。今週に入って徐々に元に戻ってきたので、とりあえず安堵はしているが、だからといって油断は禁物ですな。明日からまた連休やし。
さて年末帰省はここから2日目のお話。

翌朝。チェックアウト早々に大荷物をロッカーへ託して、おけいはん。

ちょうど先発の特急が2階建て付き。2階には乗ったことなかったので、ここぞとばかりに乗り込む。東のグリーン車に新快速の転クロをつけたようなもんだが、色による演出効果は絶大。なんか落ち着く。エレガントサルーンの名は伊達じゃない。
これで中書島まで行って、乗り換え。

初利用の宇治線。関西大手私鉄の中で未乗区間が残っているのは、京阪と近鉄くらいか。後者のハードルの高さは半端ないが、ここも意外とね。

というわけで終点・宇治まで乗ってクリア。
支線にもかかわらず綺麗な新車であった。ちょうど置き換え時期だったんやろな。

宇治駅で目を引くのは駅舎のデザイン。

改札外からホームを観ると、半円の窓から電車を覗いているような感じ。

平成に入って建て直したそうだが、後で調べてみたら設計者がラピートと同じ人だった。言われてみると、なんか相通ずるもんがある。
観ての通り、改札を出るといっぺん下り、また上ってやっと駅の外に着く。

駅舎本体は、左右対称で両翼に三角屋根を持つ形状。この後訪れた名勝を意識したんじゃなかろうか、と思い当たったのは、帰りにここまで戻ってきた時だった。

ホームから駅舎までの動線がいちいち上り下りしていたのには、理由があった。

恒例の終端記録をしていて気づく。その先にあるのって、線路やないですか。
車止めの奥に線路まるみえなのはちょっと珍しいな、と眺めていたら、ちょうど 221 が通過。なるほど、JR の奈良線か。かつては線路の向こうに駅があったようだが、車道の拡幅などで移転。構内アップダウンは、踏切レスで JR を越すための策だったわけで。

てことで、ついでに奈良線も撮っておく。

路線としてはあんまり縁がないが、車両には非常に馴染みがある。

川の対岸では、このために来たと思しき人たちが三脚を構えていた。今日の我々は観光が主目的なので、さらっと撮っておしまい。じゃ、メインイベントに向かいますかね。

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