閉ざされた国の中で (4) 中央への接続

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さて先月の気晴らし会、さらに別の会社へ。

新今宮での撮影終了後、迷っていたことを旦那さんに相談。いつものパターン「これを逃したらもうないかも」に当てはまる気がしたんで、お代がかかるのを承知でつきあっていただくことにした。ホームを移動し、電車に揺られること30分。

きちゃったね、和泉中央。
かねてから南海を利用するたびにスルーされ続けてきた、泉北高速鉄道。ついに初乗車、そして一気に全線乗車と相成った。前回「なかなか乗る機会がない」と書いたが、車両撮影中にそう感じた心境そのものがすでにフラグであったのだろう。
しかしこの自由通路にかかる看板、高速道路みたいやな。確かに高速も駅の真横を通ってるけど。

はるばる来たところで、まずは駅舎の外観と周辺環境を拝見。

比較的いまどきの建物とは裏腹に、昭和感あふれる古めかしいデザインの社名ロゴが掲げられている。本社もこのビルに入っている模様。
もともと同社は昭和後期に第三セクターで設立され、南海グループに組み込まれたのはごく近年のこと。路線名だけは当初から変わっていないので、社名をあとから路線名に合わせたようだ。

北東に見えるマンション群よりさらに奥が、鉄道を引くきっかけとなった泉北ニュータウン。
堺市内を中心として、3駅分にも及ぶ広大な丘陵地に住宅が造られたのが70年代のこと。あのマンションは厳密に言うとニュータウンに含まれないようだが、近隣の開発から30年経っても新築を建てるポテンシャルがあったと考えることもできそう。

一方、和泉市に属する当駅周辺は90年代以降の開発エリア。いかにも平成世代のショッピングモールが駅前にどーんと構える。なお余談だが、イズミヤの店名は和泉市とは無関係。

以前の南海撮影時にラッピングを見かけた、こうみさんと仲間たちを駅舎の窓に発見。二次元に理解があるっぽいのは、鉄道会社としての歴史の浅さが為せる技か、それとも単に乗客増の試みか。

途中で一切降りなかったため、他駅の写真もなしに言うのもアレだが、そんな開発背景もあって当駅のみが平成時代の開業。よって、駅舎内部も直線的ですっきりとしたビジュアル。

駅とショッピングモールをつなぐ動線は、吹き抜けからの2階デッキ。なんかこの構造、末端の駅でよく観るなぁ。中央林間とか。

実は去年移設されたばかりだったらしい、意外とコンパクトな改札。週末の日中なので運行頻度はぼちぼち。それより、後発路線ならではの難点といえばやっぱりお値段である。

難波まで 570 円。お、おう。それなりにいたしますね。なかもずから先は南海乗り入れなので致し方ないか。ちなみにその「なかもず」、泉北での正式な駅名表記はフル漢字「中百舌鳥」でありながら、車両の幕や発車案内では「中もず」。判断が分かれるのは難読ゆえの悩みだろうな。

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