Sweet 10 Journey (11) 拠点の大改造
24 Nov 2020
買い物の車中、久々にラジオをつけたら突然のげわい。退勤絡みのリクエストだった。話題の変遷が速いネット界では今年の話でも「ありましたね」扱いなのはそんなもんとして、比較的若い世代に今また親しまれているのは勝手ながらうれしいもので。
さて秋の豪遊2日め、終盤は都市部でのこと。
翌日まで使う予定の車を駐車場に収め、熊本駅前のお宿に入ったのは、広大な干潟を出発してから1時間ほど後のこと。8年ぶりに来たら名称が変わっていたが、運営母体が変わらぬため顧客情報も引き継がれており、端末に横浜住所が表示されたとわかって苦笑。
しばし休んだところで、陽が沈む頃に外へ。
駅前電停の奥に、でかい建物が増えている。開業を来春に控え、すでにつけられたアミュプラザのロゴ付近からはユニクロや映画館の登場も読み取れる。右手前に設けられたバス停は、屋根のにわか感がすごい。
そんな中を走る市電。12年訪問時は電車に割く時間がほぼなくて気づかなかったが、その前年から系統番号が数字からアルファベットに変更されていた。
そして大きな変化がもうひとつ、14年に投入された 0800 形3本め。岡山の MOMO の親戚というのを差し引いても、一目でわかる水戸岡流。COCORO という愛称もついている。極めて黒に近い塗装は熊本城イメージらしい。
明日の後半ははっきりとした予定を立てていないので、その時間を使って市電を追うとするか。ということで、目的を JR の駅本体とその周辺にスイッチ。
白川口(東口)は大きく変貌を遂げ、過去訪問時と同じ駅には到底見えない。それもそのはず、旧駅舎の奥行き分まるごと新駅舎は後退、線路は高架化。スリット窓から見えている灯りは電車のものだ。なお、こっちも熊本城イメージで黒くなった模様。
駅というより、駅前全体が今まさに絶賛工事中。にわかバス停も前日に移動されたばかりだった。
市電はあまり変化なしと思いきや、頭上に大きく広がっていたあのしゃもじ屋根が消滅。最終的にはアミュと接続する屋根ができるようだ。床の書き込みからすると、電停の手前には木が何本か植えられると思われる。
お宿周辺もビルが増えたような。右側のタワマンつき物件は12年からあったけど、左のオフィスっぽいのは年内完成をめざしているそうで、下層にビックカメラのロゴがついている。
ついでに駅コンコースにも足を踏み入れる。
高架下はいろんな店が入った商業施設。飲食店、おみやげ、コンビニと、滞在中幅広くお世話になることとなった。そして抜かりなく加藤清正コスを決めるくまモン。
駅施設としてのサインは当然ながら九州標準フォーマット準拠。このような新兵器も導入されている。
新幹線口は開通から変化なしと思われるので、東西の表情が全然違ってちょっとおもしろい。
と、観察して回っている間にだいぶ暗くなってきた。夕飯探しも兼ねて、街のほうへ出るか。
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