おもひで二重奏 (4) 緑萌ゆる再開発

このシリーズの後に控えているストックネタが全部ひこうきという驚きの事実。電車も今度ちょっと近所でなにか撮って来よう。
さて九州レポ再開。熊本路電編はこれ入れてあと2回くらい。

さっきから終点ばかり降りているが、要するに例によって乗り鉄属性が発動しただけのことである。せっかく熊本まで来たのだから、頑張って全部乗ってしまえと。
上熊本からの電車はすべて健軍町に行くので、途中の辛島町で乗り換え。公園でよさこいを踊る青年たちを眺めつつ、また別の電車に揺られる。

乗り継いだ先の車両には桂林の文字。これもまた姉妹都市か。

この車両はびっくりするほど満員御礼だった。熊本駅前で圧倒的多数の客が降りる。むしろ、よくそんなに大量に乗ってたなというくらい降りる。その理由に気づくのはもうちょっと後のこと。
わたしたちはそのまま乗り続け、最後に残った終点、田崎橋に到着。

はい、全線乗破完了っと。

熊本駅からこちら側は緑化軌道にされていた。

へー。芝生いいなー。なんか風景が和む。もっとやってください。ってやる計画みたいだけど。

熊本駅までは電停2個分だが、異様に駅間が短いため、余裕で徒歩圏内だったりする。歩いて戻りながら軽く撮ることにした。

信号を挟んだ向こう側に、台形の白いやつがやってきた。もしかすると、この日一番よく見かけた形式かもしれない。

目と鼻の先にある終点をめざして、さっさと発車。緑の絨毯の上を去っていった。

それを見送ってちょっと歩けば、ほらもう熊本駅。まじで近い。

駅前とその周辺は、新幹線に合わせた大規模再開発のため絶賛工事中。旦那さんによると、市電の線路も大幅につけかえたらしい。田崎橋周辺は歩道と隣接する形に、そしてここらへんでは駅直結とまではいかないまでも横断歩道の要らない位置に。

JR の駅舎を見上げる。なんかこのへんの文字使いが若干九州っぽいといえば九州っぽい気もする。ちなみに、旗は風が吹いてもなびきません。

ふと振り返れば、やけに懐かしい予備校の名がそこに。北予備といえば、高3の正月早々に受けさせられたセンター模試をいつも思い出す。そういう意味でも、やっぱり九州だなぁと。

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