万国より人呼ぶ鳥居 (1) 眺望に至る

当家のクリスマスは実質23日で終了しております。いや、去年ディナー日を24日にしたら買い出しが大変すぎて。デパ地下のケーキ屋が別途行列スペースを設けるくらいやったんで、もうアレは勘弁やなと。昨日は明らかにましであった。
さて今回は10月下旬、だいぶ久々な再訪問のお話。

ぼちぼちのお天気に恵まれたこの日。我々はこんなところにいた。

伏見稲荷。おそらく結婚直後の帰省ついでに訪れて以来、約12年ぶり。まず駅こんなんでしたっけ(※17年改築)。

こういう著名スポットにはだいぶ人出が戻ってきているようだ。

まずは順当におまいりを済ます。右手の舞台ではちょうど神楽奉納っぽいものが行われており、一般のどなたかが依頼して行ったように見受けられた。

でだ。伏見といえば千本鳥居でしょ。

もちろん今回も通っていく。なお、過去の京都ぶらぶらと比較しても着物姿の人が有意に多く感じたのだが、その理由はのちに明らかとなる。

果てしなく続くように見える朱色の回廊を抜け、おもかる石にそれぞれの願いをかけて、さらに先へ進む。

山の斜面へと続く鳥居は、色合いにばらつきがある。塗ってはいても木製だから腐食もするだろうし、塗装も赤系は褪せやすいし。

築年(?)の浅いものは土台の色も新しく。こうやって徐々に入れ替わっていくものだろう。

いちばん上までとは言わないまでも、前回訪問時の帰り道に休憩した地点くらいまでは登ってみよう。

だいぶ進めば休憩をとる人も出てくるし、道が細くなるにつれて人口密度も多少は上がる。結果として感じられる、昔と変わらぬにぎわい。

市内を見渡せるくらいまで来たら、四ツ辻はすぐそこ。

ふぅ。ちょっとここらでソフトクリームなどいただきながら、ひと休みとしよう。前回もここで同じように同じものを食べている。

たまたまお茶屋さんの空席に入れたが、目の前の空き地には人がいっぱい。明らかに日本在住じゃなさそうな感じの人も多数。やはり今年後半になって、だいぶ観光客は戻ってきつつあるようだ。以前の京都は多すぎてヤバかったけど。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。