緋色の散歩道 (2) 彩りの登坂

配達物を受け取るはずが、指定時刻を過ぎてもさっぱり来ない。首をかしげつつお問い合わせを送信したところ、手違いで積み込みから漏れていたと判明、のちに無事到着。どこの業者でもあんまりそういうトラブルには当たらんけど、たまにはあるんやな。
さて引き続き6月の信楽から。

ドラマ展示を堪能したところで、そろそろ先へ進もう。さっきの直線道を行くと、つきあたりに神社。

この新宮神社より奥側に、信楽焼にまつわるいろんなものが点在するエリアが広がっている。

スムーズに歩けるよう、あらかじめスマホに地図 PDF をダウンロードしておいたが、そんなことをしなくても実はあちこちに紙の観光マップが置いてある。駅か伝統産業会館、あるいはカフェなどでいただくのがよろしいかと。

ともかく、その地図を頼りに前進。お、いろんな動物の陶器が並んでると描いてあったポイントはこれか。

おすすめルートとして設定されている道には「窯元散策路」という名がつけられている。わかりやすい直球ネーム。

ところどころに道標。ん? これも陶器やな。常設の掲示物にも何かしら陶製タイルを使っているようだ。

地図に載っている目印もあれば、そうでないものもあるし、載ってたって正体不明なこともある。

「ばんちく」と紹介されているが、なんでしょう。どうやら昔ながらの建築工法で、全国的には版築(はんちく)と呼ぶらしい。

これはタイガースたぬき…いやちょっと待て。たぬきですらないぞ。普通にそのものやないですか。

ご家庭やお店のエクステリアからも陶器の気配が濃厚に漂う。謎の円筒、さっきからよく見かけるんだよなぁ。正体はのちほど判明。

散策路は全体的に、駅から向かって上り坂。ただ傾斜はそうきつくなく歩きやすい。買ったばかりの靴の試運転にも最適だった。

おや、こんなところに登り窯。何ヶ所か点在するようで、これもそのひとつ。せっかくなので拝見していく。

内壁は煤でまっくろ。大小さまざまな形状の器は、実際焼くときにも火の通りなどを計算して配置するのだろう。

その名の通り、横長の部屋が下から階段状に並んでいる。穴窯と比較すれば、この形状で生産量が大きく増やせることも納得が行く。

ちなみに、現代風の窯も片隅にあった。なんか見覚えあるなぁと思ったら、小学生の頃に通っていた絵画教室で焼き物作った時の記憶。

そんな窯、ogama さんにはカフェも併設されていた。

なお、窯元散策路を歩くにあたって頭に入れといた方がいいものがもうひとつある。路面にタイルで目印が埋め込んであるのよ。

登り窯まで歩いてきたルートは「ろくろ坂」、

折り返して途中からは「ひいろ壺坂」、

そしていちばん山側の道が「窯場坂」。そこそこの頻度で見かけるので、たどっていけば迷うことはなさげ。

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