万国より人呼ぶ鳥居 (2) 願掛を示す

音楽方面にて買ったものに「購入者特典」がついてまして、壁紙が含まれていたので設定してみた。はいいのだが、パソコンで普段よく使うアプリを起こしていると絶対に1人以上見切れてしまう。これは何もせず眺める用なのではなかろうか。
さて引き続き10月の伏見から。

四ツ辻で折り返すことにして、来た道を下っていく。伏見には復路ならではの楽しみ方がありまして、

奉納された鳥居の主。記名の位置関係上、帰り道によく見える。きっと神様から読みやすいようにしてあるんやろな。今回は序盤の時点ですでに、左右ルート区間で振り返ったら梨田監督を発見している。

というわけで、引き返しながらなにか興味深い奉納主がいないか探してみる。

すると早々にローマ字発見。ん、モスクワ? 海外からここに足跡を残すとは、よほど感銘を受けられたのだろうか。

朱塗りの具合から経年はある程度わかるが、改めて観ると綺麗なものはだいたい日付が令和。この3年半ほどだけでも結構な数の鳥居が入れ替わっているんやね。

しがない庶民、著名な会社や名の知れた人を発見するとつい目が止まる。

なだ万。創業の地が関西であることも関係しているんかな。

と思いきや、ふつーに在京企業も。ちょい古いけどまぎれもなくテレ朝。

突然の蛭子さん。もしや賭け事で失敗しないように御加護をお求めなのだろうか。

関テレもあった。テレビ局というかマスメディアも意外とこういう験担ぎ好きやな。

エバラ。しかもご丁寧に再建までしている。東京の企業なのにここに出しているのはアレですかね、焼肉のたれ。食べ放題。

なんせこれだけ神社自体が名の知れたところなんで、いかなるビッグネームがご利益を求めにきても不思議はない。納得しながらの山下り。

てな感じで、見物とウォーキングをともに楽しんだひとときであったが、謎はまだ解けていない。

やっぱり多いのよ着物の民が。
理由が判明したのは帰宅後のこと。この伏見散策デー、日付は10月22日。そう、京都に詳しくない当家の脳内にはまったく入っていなかったが、それは京都3大祭といわれる時代祭の開催日。京都御所から河原町経由で平安神宮に至る行列が練り歩くわけで、そらついでに市内の他スポットまで来る人もいっぱいおるわ。

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