神様と歩くみやこ路 (1) 聖域への入口
6 Dec 2010
さて、またまた時系列が先月上旬に戻りまして。なにやら実家の方から「ひとり娘が東京に行っちゃって寂しいよぅ」オーラが漂っているので、帰省と称して関西でちょいちょい撮影することにした。しかもあえて非鉄メイン。
京都で下車、奈良線で少々移動。京都といってもわたしは鉄目的での訪問が圧倒的に多く、ふつうの観光スポットなどは疎かったりする。そこで旦那さんに連れてきてもらったのが、伏見稲荷大社でございます。午前ゆえ正面が逆光だったのと、楼門が工事中だったのでこっち向き。
では早速境内へ。
本殿の手前にあった建物。塗り直してから日が浅いのか、たいへん綺麗な朱色。
軒先に吊るされた灯籠は星座を示しているらしかったが、一部は何座なのか判別できず。
本殿にご挨拶を済ませ、さらに奥へ。
どちらを向いても常にどこかに朱色がある。が、これはまだ序の口らしい。
がっしりした鳥居群を抜けた先に、ここの名物があるという。それがこちら。
わー。なんじゃこら。これが話に聴く千本鳥居ってやつですか。
確かに数える気が失せるほどの密集っぷり。しかも出口が見えない。奥から来る人が米粒のようだ。
右ルートを選択し、延々と続くアーチを進むと、やがて行く手に陽光が。
抜けると奥の院。ここでもおまいりができるようになっていた。片隅には「おもかる石」という願いの成就具合をはかる石があり、ちゃんと持ち上げてきた。
奉納された絵馬はきつねの形。眉以外は思い思いに描くことができるようだ。
こうして千本鳥居と呼ばれるものは通過したが、なんでもここから先の鳥居も千本じゃ足りない勢いだとか。せっかくなので、行ってみることにした。ここからが大変だということを、このときのわたしはまだ知らない。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。