みかんの国行く頃 (11) 観光を彩る

確定申告で使う用の、健保の通知が来てた。ちょい前に届いてた年金の分と合わせると、それなりの控除額。といっても、そこまでがんばって控除額を積む必要があんまりないんすけどね。会計ソフトの維持費も考慮すると、今年から白色に戻そうかなぁ。
なわけで年越し松山、大晦日の部ラスト。

駅前商店街の入口まで戻ってきた。このあたりを行き来するたびに気になっていたものを、改めてチェック。

本館まで続くこの商店街の名前が「道後ハイカラ通り」であることを今知る。地図には秋山兄弟と子規。観光地にありがちな顔ハメ看板は、安定の「坊っちゃん&マドンナ」コンビ。そしてどこまでもついてくるみきゃん。

わかりやすくアピールポイントが揃っているのは、すぐ横に観光案内所があるから。その入口前に、初めて観るご当地ネタを発見。

はて、道後泉海さんとな。「温泉むすめ」とあるから、きっと鉄道むすめの二番煎…あ、いや、成功例にならった企画があるのだろう。さすがにコレに乗る勇気はなかったが、案内所に寄ってみた。

これまた観光地によくあるご当地フレームプリクラの傍らに、いかにもな立て看板。

いったい何バージョンあるのか。松山でイベントを行ったこともあるようだから、その頃に張り切って作ったものか。
企画の立ち上げから3年ちょっとで、泉海さんはその初期から登場、本館の修理にもスポンサーとして出資している模様。もともと知名度ある温泉だけど、何らかの PR 効果はきっとあるんだろうな。

入口付近でもうひとつ見つけたのは、さっきから探していた足湯。

毎時に動くからくり時計のすぐ横にあった。20年ほど前、日中に立ち寄る場所を増やす意図で作られたようだ。
少々順番待ちの後、実際に足をつけてみた。暖かく動きやすい格好(ユニクロの裏起毛レギパン)を選んだ結果、裾まくりが容易だったのも幸い。湯温はほどほど、それでいてしばらく入っていると結構温まってくる。いい湯だ。結局、今回温泉に触ったのはこれが最後だったが、ちゃんとした入浴はまた別の季節にね。

あとは実家までの帰り道、商店街を抜けていくことに。

すっかり正月モード。まあ今夜には年変わりますし。

通り沿いには、松山銘菓「タルト」の有名店も軒を連ねる。このとき足を止めたのは、大手ツートップの一角である六時堂。壁に掲げられた「昭和天皇・皇后さま御用命」の文字がいかにも昭和全開。イートインの席があったので、ここでおやつにしよう。

タルトといえば「の」の字を描く形状。丸椅子にするとかわいい。

そんなお席で抹茶セットをいただく。合う。見た目はロールケーキ風だけど味は完全に和菓子やからね。合わないはずがない。しかし、松平家にゆかりのある土地は菓子好きなのがデフォなのか(松江を思い出しながら)。

付近は相変わらず結構な人出。むしろ、この年の瀬もいよいよ押し迫った時期に、これだけ人通りがあるのはいいことなのでは。

飛鳥は他よりちょっと高い分やや空いているって話だし、次に来たらここか椿の湯かな。

などと思案しつつ実家へ帰還。ようやく父も揃ったところで、4人でかに鍋を堪能。ちょこっと年越しそばもいただいて、日付が変わるのを待たずに就寝となった。

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