みかんの国行く頃 (10) 源泉に触る

JAF の機関誌が届くと、真っ先に危険予知コーナーをチェックするのが恒例。今月は他にも興味深い記事があった。条件が悪いところでの駐車のコツ。理由あって駐車しにくい状況になっている当家にはとってもタイムリー。明日車乗るときに役立つかな?
さて年越し松山の大晦日、もうちょっと電車やらなんやら。

くるりんを降りて再び地上へ。陽も傾きつつあることだし、ぼちぼち温泉周辺へ戻るべく電車のりばに向かう。

と、そこへナイスタイミングで 5000 形登場。そのまま3系統の折り返しで温泉ゆきを担当する表示に切り替わったので、いそいそと乗り込む。結果、坊っちゃん以外全形式の乗車を1日で達成。やったね。

ただ、市駅から温泉ってのは市内電車の中でもひときわゴールデンコースなのか、乗客の多いことといったらもう。立ち客もわんさか出るし、途中で降りてもそれ以上に乗るしで、終点まで車内はずっと混み合っていた。観ての通りもともと定員も少ないし、そりゃ高頻度運転にもなるわ。

風情を抜きにすれば、新車の方が乗り心地はいいに決まっている。これからどんどん増えるにしても、新しいうちに乗れてよかった。

駅を出たところで、旦那さんがふと思いつく。付近に足湯だかなんだか、とにかく温泉に触れられるスポットがあるはず。探していたら、想定外のものを見つけた。

分湯場。とは何かを考える前に、足湯ならぬ「手湯」を目ざとく発見する旦那さん。しかし、これがかなり熱い。文字通りの意味で源泉かけ流しということで、温度も未調節。ちょろっとつけるのが精一杯だが、拭いた手をすりすりしてみれば確かに温泉の手触りである。

小さな建物は、室内にちょっと入ることができる。どこにでも遍在する子規。の奥、窓の向こうを見せるためのスペース。

複数の源泉をまとめ、銭湯や旅館へお湯を配分するのが、読んで字の如く分湯場の役目。パイプから出たり出なかったりしてるのは、気候や利用者数に応じて加減しているためらしい。温泉に入る人が増えるだろう夜になれば、もっと全開になるんかな。

2年ほど前、飛鳥乃湯泉のオープンと似たような時期に改築した際、ついでに設けられたのがこの見学室。日中であれば毎日こうやって、中に入ることができるようだ。もちろん過去の訪問時にはそんな制度なかったので、たまたまとはいえ見つけられてよかった。

分湯場があるのは、駅のすぐ北側にある神社の境内。

線路と神社の間にはバスの転回場もあり、走らずしてぐるんと回るバスが見物できる。強羅にも似たようなのあったな。

数分離れただけなのに、もう次の電車が停まっている。JR から来る5系統が今着いたところのようだ。

この日の最終便(臨時)となるであろう、坊っちゃんも待機中。
なんだかんだで観光客が多いなぁ、と他人事のように思う。我々だってたまたま帰省先がここになって宿代がかからないだけで、実質的には観光のようなもんだが。

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