伊勢にかける願い (2) 外宮と味わい

今日から3連休。ただし天気はずっといまいちの予報。そこで割り切って「屋外だけど屋根の下」をうまく使った活動に徹してみた。意外と撮れ高稼げるもんやね。むしろ普段の近場撮影1日分よりだいぶ多く撮った気がする。これから整頓。
さて月初のお伊勢さんはここからが本題。

参道を進み、あとで使うことになるであろうバスのりばを目視で確認。

のりばの目の前、灯籠が構える横断歩道を渡れば外宮に到着となる。

て、思ったより人いるな。神社が混むのは1月と相場が決まっている、とは言えなさそうだ。まあ自分たちもこの時期に来てるわけで盛大なブーメランなわけだが。

鳥居の傍らに白鷹の樽。御料酒とは毎日お供えするお酒のことらしく、つまり伊勢の神様は灘五郷のお酒をお召しになると。

まずは正宮へおまいり。前回は2年前、やっぱり冬のことだった。

さすがに2年程度の経年ではそんなに見た目変わらんけど、10年前と比べれば変化は明らか。雨風や日光に直接晒された木材の耐用年数は、結果的に20年くらいが妥当なのかもしれん。

すぐ隣でまったく同じ形をした土地は、9年後の出番を静かに待っている。

きっとなにかの力を持っていそうな例の石。なぜかみんな拝んでいる。つられて拝む。お願いごとに念を入れて。

といったところで、今回も30分ほどで鳥居の外へ。

そういえば今までお守り類を自宅へお迎えしたことがなかったので、勾玉の形に惹かれてひとついただいてきた。よく使う外出セットに入れて持ち歩いている。

さっきの横断歩道を再び渡っていく。

渡る道路沿いの交番、空気読みっぷりがいい感じだった。
で、即バスに乗るわけではなく、おまいり前に「あとで寄る」に入れておいたスポットへ寄り道。

お伊勢さんの参道といえば赤福ですよ。前回は内宮(おはらい町)で行ったから今回はこっち使って、昼食までおなかを持たせよう。

冬なのでもちろん冬季限定赤福ぜんざい。おいしい。他の客も大半コレ。なお余談だが、この日は節分だった。あずきは豆にカウントしていいですか。

ふぅ。ではそろそろ移動しよう。デジタルきっぷの三重交通乗り放題権をさっそく使い、バスで内宮前へ。

外宮始発の路線には、繁忙期に限ったことなのかは不明ながら、路線バスと称した高速バスタイプの車両が割り当てられていた。謎のお得感を覚えつつ、落ち着いて座ってられるのはとてもよい。
と、そこへ別のバスが通りかかる。あっあれは!

三重交通にも連節バスがいるとは知らんかった。神都ライナーといって、外宮内宮の往復(ついでに伊勢市駅経由)に特化した「特急」に充当されているらしい。今回はタイミングが合わなかったけど、これはこれで狙って乗ってみたい気持ちがあるぞ。

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