伊勢志摩はしりゃんせ (1) 外宮の八年

ここんとこ野菜が安いらしい。と聴いていたので、今日の買い物ではどんなもんか野菜コーナーに注目してみた。確かにブロッコリーが特売だったり、近郊産の葉物も買いやすく、なすや玉ねぎも安め。お財布にやさしく世にも貢献できるならいいこっちゃ。
さて今回は1月下旬、ちょっとドライブに出かけたお話。

そうだ、お伊勢さん行こう。久々に行きたいねぇという話は以前から出ていた。近隣のお店も営業してくれてるようだし、もちろん必要な対策は諸々取りつつ。早朝からせっせと移動して、9時。

なんとか外宮の駐車場に入ることができた。て、直結の入口があったのか。区画が意外とコンパクトで、同じ頃に入場したアメ車は大変そうやなぁと横目でうかがいつつ境内へ。

真冬の伊勢にそんな人来るんかいと思いきや、意外といる。自分たちが2名増やしていることは毎度棚に上げる。

神社というのは不思議なところで、こうして区切ってあると「あ、これは神聖ななにか」てな解釈が自然発生する。綱越しに手をかざし、何らかのパワーをいただこうとする人も続出。

ともかく、まずはおまいりを。

前回訪問はずいぶん前、平成後期の遷宮が行われた翌年。当時と比べると、鳥居も屋根も壁も明らかに色が違う。この調子で行けば20年くらいでお取り替えとなるのもよくわかる。

あと10年ちょいすると、こちらに真新しい社殿が建つ。

きっと神様の本体がおさまっているであろう小さな祠と、地面の敷石だけが、次の出番を待っている。

2人揃って2度めの訪問となる今回。8年前にしそびれたことを、改めて実行に移す。

境内に別宮が3つございまして。日帰り旅であること以外に時間制約はないので、せっかくだから全部ごあいさつ。

小高い山の上に設けられた多賀宮。

石段を下りた正面に位置する土宮。

その斜向かいに風宮。という順に回るのがいいらしいが、実際に道の雰囲気で進んだら自動的に推奨ルートに落ち着く気がする。

こうして、ちょうど30分くらいで外宮をおいとまする。

せっかくなので、回り道を承知で正面から出てみた。車でのアクセスは楽だけど、ビジュアル的にはやっぱり橋越しに鳥居が見える方が絵になりますな。

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