台湾に行きたいわん (22) 九份/阿妹茶樓

気温の乱高下がえらいこっちゃな昨今。そりゃ野菜の収穫量や市場価格にも影響出るわな。こないだはブロッコリーが安いと聴いたので夕飯に採用。今度は白菜が大変になりそうなんで、鍋とか温かい料理が捗りそう。買って応援になってるといいな。
さて台湾4日め、いかにも観光客っぽいベタなこともたまには。

豎崎路をちょっと進めば、その名はもう見えてくる。

って日本語併記されとるやん。どんだけ日本人来るのよ(自分を大きな棚に上げて)。

というわけで、こちらが九份トップクラスの有名店「阿妹茶樓」さん。なのだが。

うわ、撮りたい人多すぎ。外観を背景に集合写真や自撮りを決めたい人々がわらわら集まって、そして往々にしてこの目的で集まる人が撮影に要する時間はとっても長い。そろそろ撮れたかなー。もうええか。

一方の当家、ベストポジションに滑り込んだらさっさと撮って脱出。

この「お立ち台」、本来は奥にある別のお茶屋さんへの入店ルート。多くの人にとっては、ここに立つこと自体が目的のようだ。

その足元にさりげなく設置してあるモニュメント。そもそも九份は金鉱採掘のために形成されたエリアだということを、こんな形で説明してくれている。

せっかくなので別角度からも観てみよう。

あとでまた昇るのを承知で降りる。この階段自体もまた、エモい映え写真の舞台として選ばれやすいようで、途中で立ち止まってポーズをとる人の姿も。

踊り場の脇がちょっとだけ広いところで、空を埋める提灯の列。この右側にこれまた有名な映画館があるんだが、少なくとも外観は工事中。中は見学できたのだろうか。

昇りながら見上げると、確かに雰囲気が似ている。日本人がここへ大勢来る理由のひとつに「外観が『千と千尋』の油屋っぽい」というのがある。ジブリ公式には否定されているものの、そうは言ってもどことなく連想させるものはあるのよ。壁一面窓格子が並んでるとことか。

でだ。ここ、お茶屋さん(台湾では茶藝館という)ですよね。席空いてたりしないかな。ちょっと行ってみよう、と勢いで玄関を潜ったところ、すんなり通された。平日14時頃という絶妙に中途半端な時間帯が幸いしたかもしれん。

案内係さんについていくと、そこは3階のテラス席。暑いからと内側の日陰席も提示されたが、そこで景観に優れる外周を迷わず取るのが当家である。こりゃすごい。坂の途中にあるからフロア数より体感は高いし。

逆光承知でパノラマ写真も撮っちゃう。強い陽射しもなんのその、晴れて本当によかった。

よく見えるということはすなわち下からもよく見えるわけで、お立ち台で撮ってる人の写真には我々も写っていそうだ。

すでに書いた通り、観光客があれこれ悩まなくていいようにおすすめセットが用意されている。

お茶とお菓子で1人あたり $300。日本円からの両替手数料を考慮すると、ざっと 1,500 円弱(23年10月相場)。
お茶はアイスとホット選べて、これは冷やし凍頂烏龍茶。お菓子は4種類、落雁風の豆菓子、甘い干し梅、ごま煎餅、黒糖味の餅といったところ。どれをとっても極めてお茶に合うのでどんどん飲んでしまうが、おかわり自由ゆえ無限に注ぎに来るので、お茶不足の心配はない。

むしろ心配すべきは財布だった。なんせ当初から来店する準備をしてきたわけではなかったのでね。途中でふと気づいて調べたらクレカ不可と判明、旦那さんがファミマ ATM へ走る結果となった。単価 1,000 円超のカフェなら行けるやろ、という日本の感覚、台湾ではあんまり通用しない。

ともかく無事にお支払いを終えて退店。ごちそうさまでした。

出たとこの壁に解説文。うん、確かにモデルになったとは言っていない。想像とか噂とかでうまいことかわしている。

だが周囲は正直なもので、エリア内のおみやげ屋さんにはカオナシ。どころか、千尋関係ないトトロやジジ、さらにはジブリですらないピカチュウまで。商魂とはそういうもんやな。

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