みかんの国行く頃 (4) 天守に登る・2
10 Jan 2020
今週から取り組んでる勉強、よく考えたらいきなり難しい段階にチャレンジしても労力の無駄。できることから一歩ずつ。てことで、基礎の初歩だけでできるものを確実にこなす方向へチェンジ。1週間でごく簡単なモノは一応できた。来週もがんばるぞー。
さて引き続き年末の松山城攻め(?)から。
きっぷうりばで、リフト乗車前にタダ券と引き換えた優待入場券を渡して、天守の見物も無料で。
まずは小天守をめざして進む。というか、順路に沿って歩いていくと自動的に「小天守→大天守」の経路で回ることになった。
あ、お話の都合上写真の撮影順序は多少前後しております。出てきたあとの方が日当たりよかったんで。
ここまで来てもやはり、まっすぐ建物内へは進ませてくれないのが古城あるある。
リフトに近いエリアの石垣と、天守周辺のそれとでは、明らかに積み方が異なる。石垣は時代によって工法が違うという話を改めて実感。
もっとも、現役時代はそんな悠長なこと言ってる余裕はなかっただろうか。うかうかしていると狙い撃ちに遭うからね。姫路など他の城でも設置してある射撃スポットが無数に並ぶ。
いよいよ建物内へ。靴を脱ぎ、下駄箱に収めたらいざ上階へ。
もちろん階段はとっても急傾斜。しかも階段によっては中央に手すりがあるため、人ひとりがやっとのスーパー狭小仕様。対面通行にしたせいもあるか。ともかく木の板は滑るし、狭いし、場所によっては頭上注意だし。そろりそろりと。
城の歴史など展示を巡りつつ何層か上って、小天守のてっぺんに到達。そう広くはないので、壁沿いに時計回りに進むのがルールっぽい。流れに従って並ぶ。
ん? 梁に墨で字が書いてあるぞ。過去に何度か行われただろう、修復の際に書いたもののようだ。どこの棟のどの部分に使うものか、メモってるんやね。
周回しつつ窓の前が空く順番を待ち、外を眺めてはまた周回。我々よりさらに後ろにも行列が続くから、ゆずりあいで手早く押さえつつ各方角を確かめていく。
こっちが東面。さっきくねくねと通ってきた経路も上から丸見え。左方向の手前に見えている山裾のあたりが道後温泉。
南面は逆光ながら、それなりに見通しはある。市街地を見下ろせる、ちょうどいいところに城が造られたことがよくわかる。そして、右方向にちょいと目を凝らすと、おやおやアレがいらっしゃいますね。
むかしの訪問時、はるか上方に城を眺める大通りで電車を撮った記憶。そりゃ城から見下ろせばこうなるわ。ビルの奥には、市駅の上に建つ高島屋の屋上、観覧車「くるりん」の姿も見える。
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