年越しはレジャーのあとで (4) 北摂一本道・1

今年(正確には昨年末)から健保も旦那さんの会社に相乗りさせてもらうことに。すると来るのが、自治体の健保の返納通知。払いすぎた保険料が還ってくるってやつね。しかしびっくりするほど雀の涙。ま、戻るだけよしとしよう。
さて関西旅、ここから初日のうち一番時間を割いた路線の話に突入。

おけいはんで門真市まで移動。そして乗り換える先は、大手私鉄とはちょっと違うのりもの。

大阪モノレール。路面電車に引き続き、ちまちまと進めているのがモノレール全国制覇だったりするもので、今回旅程に組み込んでもらった。これを全部乗ると、小倉・東京・舞浜・湘南・スカイレールに次いで6社め完乗になる。多摩は南半分、完全未乗は上野と千葉くらいだが、那覇がハードル高いわー。

と、そんな話はさておき。

今は他国に抜かれてしまったようだが、ちょい前までは確かに路線距離世界一だった模様。そんなロング路線に早速乗ってみましょう。

門真といえばパナ。さっき西三荘でおけいはん撮ってた時も、後ろに青いロゴがあった。そんなご当地企業をバックに、颯爽と現れた4両編成。まあ当たり前だけど、跨座式は国内どこ行ってもだいたい同じような形やね。

乗り込んでしばらく待つと発車。そうそう、ここで雨にも負けず是非観ておきたい車窓風景がある。一時はそのためだけにモノ乗ろうか検討したものだった。

鳥飼でございます。停止位置が必ずしも横一直線でないのは仕様か。それにしても、すっかり白くなってしまった。いや東海の車庫だからもともと白いんだけど。

小倉以降のモノレールによくあることとして、路面電車と同じようなノリで作るから必然的に車道と並走または2階建てになる。ここも例外ではないようで、大きな道路(高速含む)とともに走ることしばし。

およそ中間どころに到着。ここでちょっと降りてみる。

万博記念公園の駅からは支線が出ている。その支線が2面3線の中央に停まっており、両扉を開けて本線の上下列車どっちからでも乗れるようになっている。なんか阪神ぽいな。

というわけでその支線に乗ってみよう。

歳も押し迫ったこの土曜夕方に、そんなに大勢乗るような線ではないようで。

視線を感じたら、そこに宝塚。それが関西標準。お、発車だ。

万博会場付近をまともに通ったのもこれが初めて。太陽の塔はシュールで、そして線路と反対側の「祭りの後そのまま放置っぽい感じ」はさらにシュールだった。後で気づいたが、あれが閉園した遊園地か。

その後しばらくは、研究都市っぽい雰囲気を醸していた車窓。が、しかし。

ふと気づくとただの田園地帯に。なんだ。なにがあった。てかこの先に何があるんだ。

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