千葉の電車がこんなに空飛ぶわけがない (1) 妹の肖像・1

たまには珍しく前置き抜きで本題に入ってみる。今度は7月第2週末のお話。前の週がユーカリだったので、期せずして2週連続千葉。ちばしがさが(わかる人はわかる)。
先に言っておくが、主目的は日本全国モノレール制覇の旅の一環だよ。

べ、別に二次キャラのラッピング電車に合わせて出かけたんじゃないからね!

と言いつつ運行予定をちゃっかりチェックしてるのは仕様です。
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。という、ラノベ界に長いタイトルを流行らせたと思われる作品。長いからみんな俺妹と略すらしい。で、作品の舞台が千葉なため、今回ラッピングのターゲットに選ばれた模様。

しっかりヘッドマークもつけられており、千葉モノレール25周年のシールも完全に霞む勢いである。

ゆっくり撮るなら折り返し駅でしょ。それで千葉到着早々に南端の千葉みなと駅へ向かい、すぐ後ろについてきた当該車両の到着を待ってガンガン撮ることにした次第。

まあ駅停車中なんで、扉全開なのは御愛嬌。閉まってるとこは後で走行写真で補完するとしよう。

どうやら側面は左右で柄が違うらしい。原作もアニメも一切観たことはないが、こちらが「妹」サイドなのは観てすぐ把握。なぜかそのくらいの知識は夫婦ともに持ち合わせております。

ということは、右の方がお兄さんですね。

てっきり既存イラストだけかと思いきや、なんとモノレールの中の人の駅員さん制服を着ているものまで。描き下ろし絵がある時点でうっすらと本気を感じた。

週末だし、結構知名度もある作品ということで、どっちかっつーと作品寄りのファン多数。でも鉄道とアニメは兼業多いっていうから実際の比率はわからんね。

こちらが反対側先頭。後で気づいたのだが、編成番号(前面窓右上角)も特製。

あ、絵が違う。これは全体的にかなり手間かけてんなー。

で、ですね。目の前で扉開けて待ってる車両がいたらそりゃ乗りますよね。もともと全線乗破目的やし。せっかくなので、長い2号線をこの車両で乗り通すことにした。

って中も俺妹仕様かい! 地元ショップと連携した広告はともかく、路線図シールまでわざわざ作ったとは。

さらにはドアシールまで。ご丁寧に保線系中の人の制服まで着用。いやはや恐れ入りました。
なお、現場で「ん?ついでに紛れ込ませた?」と思ってしまった歌手さん(右下広告)、これの主題歌担当だったのね。もやし2期の OP 担当だったからお名前は存じ上げておりましたが。

とにかく車内に掲示できるものは徹底的にやったようだ。ノリノリだったのはモノレール側か制作側か。もしくは両方か。

2号線は結構長く、全部乗ると30分くらいかかった。おかげさまで、6月頃始まったらしい特製車内アナウンスにもすっかり慣れてしまった。しまいには中二病キャラの子に心の中でツッコミを入れるまでに。

なお、終点・千城台にて反対側面撮影に追われ、終端を撮り忘れたのは終端マニアとしては不覚であった。

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