千葉の電車がこんなに空飛ぶわけがない (3) 森の車庫
25 Aug 2013
ちょっと備品が必要になったのでヨド行ってきた。誘惑はいろいろあるが、最低限のものだけ買ってさっさと撤収。ない袖は振れないというか振る袖がないってことで。
さて例のモノレールについてだが、ここからは普通モードで。
いきなり向かった西の終端、千葉みなと。頭上には湘南で見慣れた形状のぼこぼこしたレール、足元には同じく見慣れた緑の床。それなりの車止めもレールの端についている。
駅名標はひらがなの質感がちょっと独特。と、フォントを観てしまうのは職業病。
で、40分後くらいの千城台。既出の通り終端は撮り忘れた。
って、改めてよく観たらさっきと微妙に細部が違うな。ローマ字が全大文字でスペース入ってるし、隣駅にはローマ字ないし。これが開業年代の差か。しかし、都心から遠い方を先に開業させたのは思い切ったなーと。
2号線を乗りきったところで、3分の1ほど引き返して動物公園。その名の通り、周囲からはさるの鳴き声などがよく聴こえる。
4本に分岐する千葉駅を除けば、レールが3本並行するのは当駅の東側だけ。
本線は軽く左へ、中線は大きく右にカーブを切っている。こういうダイナミックな交差が地上からよく見えるのも、懸垂式の醍醐味のひとつ。
中線をたどって住宅街の脇を進むと、唯一の車庫が広がっている。正確には萩台車両基地という。
ほー、すごいな。なんと線路が2階建て。これはさすがに他のモノレール系や新交通系でも観たことがない形状。場所とか上屋とかをコンパクトにしたかったのだろうか。
屋内はよく見えんが、屋外の下層に地元企業のラッピング車、上層には去年入ったばかりの新車が2本。…あれ? なぜ2本いる? 全3本のうち2本が今日は運用に入っているはずなのだが、残念ながら車変が出てしまったようだ。
新車が入った分だけ、旧型の居場所はなくなる。運用から退いたっぽい車両が、片隅で緑に囲まれて静かに眠る姿も観られた。
とかなんとか鑑賞していると、なにか車両の気配。
ラッキーなことに、たまたま入庫シーンに立ち会えた。車庫への引き込み線は途中で上下に分岐し、下層は一気に下って地面スレスレを走る。一般人が立ち入れないからできることだが、この低さはそごうの比じゃないね。
と思ったけど、ごく一部、川沿いの細道だけは立ち入れそうだ。あれ真下で観たらど迫力だろうなーとは思ったが、入出庫なんていつ来るかわからんので思うだけにしておく。
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