Sweet 10 Journey (14) 通勤の輸送力

今年は平穏な気持ちで迎えられた先生の誕生日。ここ数年、過去作品をちょっと豪華にした復刻版(リマスターとかもろもろ)がこの日付に発表されがち。そしてそれを知るとすぐつられがち。今回は2点あって片方即決、もう片方も結局ポチる。
まあそれはさておき、秋の豪遊ここから3日め突入。

7時オープンの朝食会場へ向かう前に、まず駅前を見下ろしてみた。

うおっと、早くもクレーンが稼働しているぞ。白っぽい曲線状の帯はバス・タクシーのりばの屋根になる予定のもので、最終的にはロータリーをほぼ囲む形になりそう。と、市が発表した完成予想図を眺めながら。

朝ラッシュ対応のためだろう、連接車がやってくる。

車両の動きを追いつつ、昨日よくわからなかった電停周辺のあしらいを観察。のりばには手前からしかアクセスできない。そして、にわか屋根の奥から新しい屋根が伸びてきている。このあと屋根を電停上まで展開する作業を行うのだろう、市によると11月上旬からのりば手前を封じ、奥から電停に出入りするよう改められている模様。

食事を終えて戻ってきたら8時。出かける準備を進めつつ、気になることがあった。

めっちゃよく観ないとわからん新幹線とのコラボではなくて、そこのパト電車。

この距離からでは判別が厳しくて恐縮だが、後ろの車両、入口ドア付近にピンクの板。
9月から年末にかけて、少なくとも国内路面電車では前例のない女性専用車両が設定されている。さすがに単車では無理がありすぎるので、7〜8時台の朝通勤タイム限定で連接車の2両めを充当。

パト電と入れ違いで駅前に到着した COCORO も、連接車だから設定対象。

ちょうど8時台前半が市電ピークタイムなのか、視界内に車両が3本入るシーンが時折発生する。あまりにも返しが早いんで田崎橋まで行ってないのかと思ったが、専用車スジは駅前折り返し運用をやっていないようだ。

電車に乗らない人もそれなりにいて、横断歩道をどんどん渡っていく。ここから見える限り、JR の列車が着くたびに駅前人口が増え、それぞれ目的地に散っていく。東横イン(左奥の高層ビル)の奥に構える役所へ向かう背広姿、信号の先にある各種学校群に向かう若者、そしてもちろん市電に乗り換える人も。

電停の人々を吸い込んで、黒い電車は北へ出発。

窓際にピンクの板をちらり確認。あくまで試験運用とのことで、継続するかは実績次第やね。

と、この日の朝はここらで高みの見物を切り上げてドライブに出かけるのだが、翌朝同じように見下ろした光景は壮絶だった。

えっ…電停の行列長すぎ…?
駅前工事に伴うにわか屋根は電停と駅の間にも設けられており、上写真でいう緑屋根の近く(エレベーターの塔で隠れるあたり)まで白屋根がほぼまっすぐ続いている。電車待ちの人がそれに沿って延々と並び、しまいには屋根からはみ出すスーパー長蛇の列。
あぁこれは連接車ないと捌けんし、長期計画で3連接も視野に入れますわ。なんか納得した。

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