Sweet 10 Journey (13) 魅惑の名産物
26 Nov 2020
洗い物をする時など、手荒れ対策で欠かせないのがゴム手袋。なのだが、ときどき穴が開いて買い替えを余儀なくされる。しかもなんとなく一定の周期で同じところに穴ができる気がしてきたぞ。うーむ。て、今日買うの忘れたわ。明日こそ。
さて秋の豪遊2日めラスト、ごはんの話など。
そろそろ19時。さっきチェックインの際に2泊分もらったクーポン 6,000 円分を念頭に、夕飯の店を探して銀座通りをぶらぶら。8年前に行ったお店をのぞいてみたものの、情勢を受けてのことか事前予約必須で入れず。さてどうしようかな。
おや? 一見すると店舗本体が地下でわかりにくい中、掲げられた店名には覚えがあった。天草滞在中、丼フェア的なものが行われていたのだが、催事にのっかる間もなく熊本上陸。ただ、パンフで紹介されていた対象店の中に同名店があった。これはもしかして同系列なのでは。てことで、こちらの「海鮮家 福伸」さんに決定。
本来の売りは天草直送の海産物なはずだけど、まさにそれを前日たらふくいただいた我々は陸のもの多めなチョイス。とりわけ驚いたのが辛子蓮根で、過去に他店で食べたものより明らかに辛さマイルド。からし絶対よける勢の自分が一応よけずに食べられた。店員さんによると、あえて控えめに調合した自家製らしい。
クーポンの行方はというと、特上の馬刺し(これだけで5枚分)&天草大王(地鶏)の唐揚げで無事消化。普段飲みに行くと4桁で収まることの多い当家、今回クーポンがなかったら5桁出すところだった。自腹では躊躇したかもしれないメニューに手を出させた分、キャンペーンの効果はあったということで。
なお余談だが、案内された席は半個室。あとから隣室に来たリーマンおっさん組が昭和末期の大事件を熱く語り始め、筒抜けの会話ににやにやする昭和生まれ2名であった。
お会計後、店員さんに天草からの伏線を伝えたところ、大変喜んでおられた。多少は県産品消費に貢献できたかな。ごちそうさまでした。
じゃ、帰るか。通りを抜けてすぐの花畑町電停へ向かったところ、やってきたのはこれまた個性的な車両だった。
木目内装、布カーテン、丸い照明、金色の手すり。めっちゃわかりやすいレトロ風。
過去訪問時に遭遇した記憶がないけど、これは25年以上前から走っている 101 号。8800 形だか 9200 形だかの系列にあたり、開業周年とか博覧会とかに合わせて作ったらしい。電球色のあかりが映える、結構こだわりを感じる外観。
と、ネタ車を引き当てたところで、そろそろお宿に引き上げる。
今回もめでたくトレインビュー。て、ツイン指定するとこっちサイドになる可能性が高いだけなのでは。
仮説はさておき、8年前同じように窓から観た状況からだいぶ変わったのがよくわかる。駅全体が西にシフトしたことで、旧駅舎部分にロータリーが移動。しゃもじの取っ手があった付近にアミュが建っている。
電停は暗くてよく見えないので、明るいときに改めて観察しよう。
21時台ともなると、人出はだいぶ落ち着いている。時間帯によっては歩道やデッキを歩く人も多かろう。
もうしばらく行き交う電車の音を聴きつつ、眠りについた。
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