欧羅巴行進曲 (21) 第二楽章/Schwarzenbergplatz : 1

気のはやーい当家、来年の計画の素案を練り始めているわけですよ。つーか海外行くようになった途端、今までとは比較にならんくらい国際情勢について考えるようになった。平和と安全あっての旅行だからねぇ。
さてウィーンはここからようやく実質2日目の月曜日に突入。

6時起床。朝食時、コーヒーはウェイターさんが部屋番号確認の上でボトルを持ってくるシステム。だがこの日だけなかなか我々の席に回って来ず、やむなくジュースでしのいで食事を進めた。最終的にはおいしくいただきました。この宿のコーヒーはかなり濃い。ブラック派の旦那さんがミルク入れたいと言うくらいには濃い。

さあそれでは本日もはりきって参りましょう。

宿近隣の電停の中でも、特に系統が多くて便利な Schwarzenbergplatz。長いね。滞在中何度も使ううちに我々の中では「しゅわるつ」と略されるようになる。

電停は系統によって分散しており、リング内のものもあれば、南の通りへ分岐するものもある。

上下線の間に建つ銅像が、この界隈のシンボル。かつて活躍した Schwarzenberg 元帥を称えて設置されたらしい。

ところで、この日は月曜。街の中が「平日」になっているのを感じる。

まず自動車が多い。個人の乗用車のみならず、商用車もバンバン走っている。
ちゃりの人も多かった。信号無視したおにいさんを目ざとく発見し、なにかをとがめる口調で(もちろんドイツ語で)叫びながらすごい勢いで追跡を始めたのは、警察らしき人。おにいさんのちゃりはというと、それ以上にすごい勢いで脱兎の如く逃走。きっと罰金かなにかが厳しいのだろう。

そして電車のほうも、日曜の段階では見かける機会の少なかった旧車がバンバン来る。

しばらく銅像付近で観察してみることにした。奥には昨日観た噴水も見えている。

次から次へとやってきては、通勤っぽい人などが降りてくる。

今度は2つ続けて来た。D 系統と71系統、いずれも郊外からの需要が大きいっぽい。

しまいには3編成固まる状態まで発生。いやはや、昨日の「旧車どこー?」が嘘のような連発っぷり。朝ラッシュの需要拡大タイムに在庫を総動員するのは、いずこも同じということか。

ではそろそろ移動。と、その前に、やっておきたいことがある。

最寄りの SPAR にて、クッキー・チョコ・水を購入。日曜休業のため、開いたら真っ先に使おうと決めていた店舗である。お菓子コーナーでは、おみやげになりそうな「いかにもウィーン名物」的な体裁のチョコが安く売られているのも発見。頭に入れておこう。
お会計時は基本的に、レジ横のコンベアに商品を並べ、備え付けの仕切り板を末尾に置く。遥か昔、カルフールで同様の方式を経験したなぁ。あと SPAR に限った話ではないのが、レジ袋はほぼ存在しない。日本でエコバッグ持ち歩く習慣に馴染んでる人なら大丈夫かと。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。