あたらしい旅行様式 (3) 電車の行く街

今日の用事で「片手を頭の上に持ってってしばらく置いておく」必要性があったのだが、なんか違和感。肩のあたりが若干硬い。これはもしや、一定以上の年齢にさしかかると出がちなアレっすか。肩ほぐし運動、今度こそ習慣化せんといかんかな。
さて夏の長崎旅、ここからは平常運転の趣味パートだよ。

前回書いた通り、平和公園から原爆資料館への移動にはわざわざ電車を使った。

しばらく来ない間に、ずいぶん立派な接近表示器がついている。到着目安を「○分後」で表すヨーロッパ方式、日本にも徐々に広まりつつあるようで。

自販機デコも以前観た記憶がない。

やってきた車両は確かに低床車だった。て、この形式に乗るのは初めてなのでは。

思ったより広く感じる車内。大窓の開放感と合わせて、通路を大きくとってあるのがポイントか。

そんな 5000 形。前回訪問時は投入から日が浅くて1本しかおらず、撮影のみで終わっていた。現在は3本おり、乗車機会も増えそう。

資料館電停のある交差点は、以前の電停名称と同じ浜口町。平和公園も松山町から改名されており、いずれも「築町→新地中華街」と同時期の変更。常連でない観光客にはありがたい。
電車を考慮した信号の関係上、ここで離合することが多いようだ。などと観察しつつ、見学へと向かった。

見学を終えた小一時間後。坂を下っていくと、視線の先でなにか目立つモノが通り過ぎていった。

ん? この距離からでも隠しきれない水戸岡フレーバーが漂ってくるぞ。3年前に 300 形の1本・310 号を改造して造られた「みなと」、もちろんあのお方のデザインである。系統がわかれば追跡も可能だし、あとで撮ろ。

交差点から南側はしばらくセンターポールの直線区間が続き、奥にはココウォークの観覧車。車さえ処理すればそれなりに撮れる模様。そしてなぜか試運転を引き当てる。幕はともかく板が大変いい味を出している。

2泊3日の間に撮影は少しずつ進めるとして、そろそろチェックインに行きますか。

ダイナミックパッケージで今回のお宿が取りやすかったのは、企業の系列を考えれば納得。

ホテル JAL シティ長崎。そりゃねぇ。往復 JAL ですし。

各種対策はバッチリで、入口の消毒液にカウンターの仕切りは当たり前、朝食は盛り付け済でラップされた小皿をとる方式。なんなら部屋に空気清浄機も置いてあった。

部屋といえば、中華街と反対側に面していたことから、窓の外にはある意味で長崎を象徴するような景色。山麓どころかほとんどてっぺん近くまで家で埋め尽くされている。住宅に適した平地の少なさが、これだけでもよくわかる。

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