あたらしい旅行様式 (4) 刷新が進む駅・1
22 Oct 2020
だいぶ前から使ってた体温計。計測時間が長いのは仕様としても、ここんとこ平熱より不自然に低い数値しか出ないようになり、なんとなく寿命を察する。で、今日ドラッグストアで買ってきた。計測は秒単位、電池は汎用。今度使ってみよっと。
さて夏の長崎、ここからはちょっと違う電車のお話へ。
小一時間ほど部屋で休憩をとってから、夕方の活動を開始。
JR の駅前。もうしばらくしたら帰宅ラッシュに入る頃、まだ道路は比較的空いている。
駅に目を移すと、くんちの龍らしき巨大バルーンがひょっこり。残念ながら今年の祭りは中止となったそうだ。でんでられんけんでてこんけん。
JR の列車そのものにも用はあるが、さらに気になる件が現場で出てきた。それは駅そのもの。
約2年後の部分開業に向けて絶賛工事中の新幹線。ついでに先行して今春から在来線を高架化、駅全体が西に移動された。が、駅入口がこの地点であることに変わりはない。その結果、一時的とはいえ大変めんどくさい状況が発生していた。
何もなくなった、かつての改札。そのまま進むと、
まるで廃駅のごとく剥がされた線路。その脇に、1ヶ所だけ上屋を残された元ホーム。これを先端まで歩き、さらに西へ続く通路を経由しないと、新駅舎の改札にたどりつけない。新旧改札間距離、ざっと 350m。
そしてこの距離感。うわぁ。急いでたら絶望的な気分になりそう。
さすがにこれは暫定措置で、アミュと新駅舎の間にもうひとつ駅ビルを足して動線をつなぐようだが、電車バスからめっちゃ遠いことには変わらんな。じゃあ道路伸ばそうという素人考えが浮かぶも、電車を駅前に引き込む方式がとりにくい線形なのはわかっているから、なんともはや。
ふぅ。ともかく5分かけて新駅構内に到達。
当たり前だが、できたての駅舎はさすがに綺麗。いかにも最近の九州って雰囲気もあり。
前述の通り高架化されたため、終端の視点が高い。奥には港の建物がちらり。屋根は空港にもよくありそうな素材が張られ、波状に少しずつ高さを上げつつ新幹線ホームまで続いていく形になると思われる。
ホーム上の案内表示はコンパクトながら明快。なんかちょっとカラーリングの処理に東の風味を感じなくもないが。
多言語表示が活躍するには、もう少し時間がかかりそうね。
切り欠きホームを含む2面5線の在来線。
新旧あれやこれやと車両が停まっている。そのへんは次回まとめて。
Y 字に分岐した高架の東半分が新幹線のもの。一段高くなっていてホームの様子はうかがえないが、高架の先に覗くトンネルはできあがっているように見えた。
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