城をゆく年けふ越えて (10) 新年の散策

ちょっと仕事やらなんやら他のやることをひたすら優先した結果、古い話がだいぶ渋滞しております。そろそろ春のネタを出したい。今週も平日にまた補給してきたとこやし。たまたまとはいえ、天気悪くなる前に行けてよかったわ。
なわけでようやく年末年始話ラスト。

明けて23年。まずはみんな揃って、正月らしいお食事をいただく。

雑煮といえば地域差がすごい料理のひとつ。うちのは鶏肉里芋白菜椎茸人参三つ葉に鰹節、そしてすまし汁。なんとなく東西ミックス感ある。

今年の目新しいポイントとしては、ついに「重箱式おせち」消滅。食べきれないし飽きるから、だそうで。といいつつ、代わりにおせち定番食材単品群。よく食べられるものだけアラカルト状態やな。

例によって昼前に石手寺へ初詣、からの境内食堂でうどん。前年と同じコース。

さて、午後ひまやな。テレビおもんないし。そこで近所へ繰り出す。

道後公園の南西部に、まだ行ってなかった施設発見。湯築城に関する展示が、当時の家(屋敷というほどではなさげ)を模した建物に設置されている。常設なんかな。

そちら何の談判ですかね。合議制ですかね。

松山市内には松山城という目立つ城があるんでこっちはやや地味にも映るけど、公園としての歩きやすさはいいぞ。中心以外平たいし。東側の遊べるエリア、毎日めっちゃ賑わってた。

で、ふらりと線路沿いへ。すると、

一六タルトきたー! 正面に「の」HM も掲げたタルト電車。

後を追って温泉駅へ。1電停分の移動といっても、たいした距離ではない。

ついでに駅周辺をぶらぶらと。ちょうど0分のタイミング、商店街入口脇のからくり時計が動き、取り囲んだ観光客が一斉にカメラスマホを向ける。つーかやっぱ人増えたな。

駅の奥はバスの転回スポットでもある。スペースがない時のソリューションあるある「ターンテーブル式」なのはいいとして、稼働方法がまさかのアナログ。左奥から垂れてるワイヤーをひっぱると回る。へぇ。結局そういうのが一番ランニングコストかからんのか。

電車は出払っているかと思いきや、数台スタンバイ。終端に停めっぱなしの2本は、夕方に出るのかな。

駅を出た地点でしばし待ち、出発する電車を淡々と流す。観ての通りタルト車が戻ってきてまた出ていくくらい粘ってたものの、最終的に影がかかってきて終了。まあそんなもんだ。

ふぅ。最後にアレやって帰ろう。

空港にあった「蛇口からみかんジュース」がどんだけ話題になったのか、結果として市内の複数店舗まで蛇口を設置するようになっていた。ここは今治タオルのお店、と見せかけて奥にジュース。どうやら「温泉用貸しタオル→湯上がりにジュース」て発想ぽい。

しかもこの店、最大5蛇口(訪問時は4)。の中から1つで 500 円少々、3つで 800 円弱。そら3つでしょ。

てことで、普段あまり手に入らない「河内晩柑/不知火/清見」をチョイス。色もさることながら、味がぜんぜん違う。さわやか・甘い・その中間ってとこか。どれもおいしゅうございました。

帰り道、気まぐれでちょいと遠回り。

見かけたのは以前行った宇和島に行くバスだったり、

突然の赤穂浪士(と思ったらちゃんと松山ゆかりの逸話あり)だったり。
そんなこんなで元日終了、翌日は淡々と帰宅。空港でお迎えしたみきゃんは、組み立てて机に飾っている。

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