みかんの国行く頃 (14) 橙色に染む・1

確定申告って2月に入らないとできないイメージあったけど、国税庁サイトで直接やる分には年明け早々から可能だったのね。今日さくっと完了。もちろんオンラインで。ただ、追加書類は物理的にしか出せないっぽいんで、近いうちに出すとしよう。
さて年越し松山、元日もやっぱり電車と向き合う話。

見学を終えて電停に帰ってきた。

頭上から感じる視線。あ、なるほど。愛媛県出身の奈々様がそんなところに。
午後に想定していた唯一の目的を果たしてしまい、他の予定は白紙。市内は昨日しっかり周ったし、店は元旦とあって休みのところ多いし。とりあえず温泉方面に戻るか。

そこへ通りかかるいよてつバス。正月ということで、正面にバッチリ国旗と社旗を掲げている。あ、そうか。電車にもついてるからそれ撮ろう。

中心部は日陰がちだから、もうちょっと順光で直線で撮りやすいとこで。帰り道に近ければなおよし。

と、いうわけで。温泉のひとつ手前、道後公園で下車。

おー、めっちゃ陽当たりええな。建物の高さもあまりなく、車両正面が向くのは真南からわずかに西へ振れた方角。午後の撮影にはもってこいである。
乗ってきた新車を見送り、電停の北端でしばし待機。通常運用なら、じきに戻ってくるだろう。

来たと思いきや、それはバス。電車も路線バスも空港リムジンも全部同じ色。ブランドイメージ統一にはよろしいのだが、正直まぎらわしい。

さっきの電車と入れ違いで、温泉から旧車が出てきた。

並行する車道は、右車線だけ明らかに車が多い。青看板が示す通り、しまなみ海道へ向かうにはここを通ることになる。柱の影が刺さらぬよう、タイミングを測りながら接近を迎える。

て、この 2000 形はずいぶんとまあ塗りムラが。剥がれたところをピンポイントで埋めているのだろう。LED も新車と違ってキレキレやし(全国的には普通)。今後もしばらく使い続けるとしたら、次の全検で綺麗になるといいねぇ。

じゃあ次が新車かなと思いきや、なぜか来るものは違う形式ばかり。

5000 形の登場で、ゆっくりと廃車が始まっているのは 50 形のほう。いかにも丸っこい前期形と、屋根の丸みが浅い後期形がいて、これは後者。ここでの撮影中、もっとも理想的に旗が開いてたのがこの 73 号だった。

とうふは旗の当たるところに凹凸があり、何かとめくれがち。新車もあとで観察したら、流線型の先頭形状によって旗の上方に隙間があり、やっぱりめくれがち。綺麗に旗を撮るなら旧車がおすすめか。

今度こそ、と構えるも、通常ダイヤの合間を縫ってあらわれたのは坊っちゃん。

うん。完全に慣れたね。そりゃ2日間で5回以上(たぶんこれで6回め)見かけてりゃ慣れもするわ。

けむり風の蒸気を上げながら去る車内は、立ち客が出るほどの大盛況。

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