異邦人、香港に願う (21) 大樓往来
1 Dec 2019
昨日は毎年恒例の写真撮影(撮られる方)。写真館の人にもすっかり覚えられた。そして午後は人生初のレジャースポット(?)へ。本来お金を使ってなんぼのところを観るだけで済ませたが、ライト層が多い催事期間は雰囲気よくて行きやすいね。
さて香港3日め後半戦、電車と遊ぶ会はまだまだ続く。
キンキンに涼を取ったところで再始動。昨日バスの窓から見えた新聞社の様子でも伺いに行こうと思ったのだが、正確な位置を把握できず。ただの散歩になってしまった。まあええわ、本題に戻って移動しよ。
銅鑼湾と湾仔の間あたりをぐるり回って、着いたのは高速高架下の堅拿道西電停。高架の柱にデモ隊の張り紙。と思ったら、黄色い紙の隣に白い紙。あとで解読すると、デモ隊の主張(警察活動への糾弾)に対してまったく同じ構文で別の主張(抗議活動への糾弾)を並べてあった。現地でも賛否両論だったことを改めて知る。
しばし電車に揺られて、中環の東部で下車。
例の公衆トイレを借りに海側へ向かう途中、公衆電話の修理風景に出くわす。もしかしてデモで倒された?
すっきりしたところで、ふと気づく。そういや、前立法會大樓の付近には毎回来てるけど、たいてい電車の添え物扱い。建物単体としては言うほど写真撮ってなくないか。思いついたら撮っておくの大事。
終審法院(最高裁に相当)として現役なんで、外から見えるものだけ控えめに。
全体的にデコレーションは控えめながら、用途にふさわしい質実剛健の美が感じられる。
ひとしきり鑑賞したところで、あとはおなじみの場所で電車を収めていく。
16時台の西日を受けて輝く中銀タワー。かっこいい反面めっちゃまぶしい。西行き電車の進行方向に影ができるレベル。
タワーの反射光は前立法會にも。ビルの谷間で全面日陰のはずが、この明るさ。ソーラーパワー恐るべし。
今回はあまり電車ラッピングの話もできなかったな。平常運転できるかどうかが日々変わる状況下では致し方なし。
近年よくいるネット系(スマホアプリ等)は比較的少なかった印象。ファッション、投資、食品など以前から多い勢力に加えて、航空会社や外国の観光キャンペーンが目立っていた。鳥取もいたし。
あと定番は不動産か。どこのブランドかと思ったらまさかのマンションだったり。香港にもマンションポエムはある。
前立法會入りの構図でしばらく粘っていると、アレが再び登場。
遊覧電車。1便前のを銅鑼湾へ着く直前に観たから、もう上環行って戻ってきたのか。朝も上環で見かけたし、この調子で1日中延々と市内を行き来しているのを改めて実感する。
一番いいところでバスに並走されるのは香港あるある。
まあだいぶ撮れたし、いっぺん宿に帰って休憩するか。よって、これで今回は見納めかと思いきや、遊覧電車にはもう一度会うことになる。この直後に予定外の事態が発生したもんで。
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