異邦人、香港を駆ける (3) 叮叮笑聲
9 Nov 2018
へんな天気だった。朝から雨。が午前のうちにぴたりと止み、昼頃には陽射しがまぶしいほどに。と思ったら夕方にまた雨。上がったと見せかけて、旦那さんが帰ってくるちょっと前にまたまとまって降る。ま、土日は穏やかに晴れそうだからいっか。
さて香港初日、例によっていつもの被写体登場でございます。
ブランドショップが集まり、横断歩道には人があふれ、バスに混じってトラムが走る。変わらんねぇ。
2泊3日の旅にはオーバースペックなのを承知で、今回は事前に4日間フリーきっぷ(4-Day Pass:34香港ドル)を入手しておいた。申し込んでおいて現地引き換えかと思いきや、なんと日本まで郵送(送料たったの $10)。使用可能期間がスタンプで押されており、現地でいきなり使えるのは楽でいいね。現業さんの手間削減もあるか。
では早速使ってみよう。お、これが前回訪問後に導入されたスマイル顔か。かわいい。
と余裕かましていたら、降りるべき電停を1つ飛ばしてしまった。いや、正確に言うとその次の電停とのちょうど中間地点が目的地。まあええわ、歩いて戻ろ。
そこへちょうどあらわれる遊覧電車。夜の方が醍醐味はあるけど、昼は昼でまたよろしいのではないかと。
さっき電車の正面に描いてあったスマイルは、少し前に会社全体のロゴマークにも組み込まれ、SNS のアイコンなどでも日々目にするようになっている。いわゆる CI ってやつですな。
引き返す途中、その CI をわかりやすく展開した電停を発見。大きなスマイルがついている。沿線を象徴するアイコンにもスマイル。香港大学・跑馬地・北角・中環ってとこかな。
スマイル電停とスマイル電車。人も車も往来が多いので、うまく撮るのは難しい。
で。めざしていたのは、当初計画では最終日に訪れるつもりだったところ、台風を考慮して前倒しした観光スポット。結果的に前倒す必要はなかったが、まあそれはそれ。
前々回に一度途中まで乗っているエスカレーター。この先に用があるので、楽して上がろう。
経由する地域は、相変わらず「昔から香港こんなんやったろうなぁ」な景色が広がる。
だが終点は一変。つい最近、警察や刑務所だった建物を大改造してオープンしたばかりの「大館」にデッキが直結している。現時点では入場にも事前予約が必要ということなので、もうちょっと落ち着いてから(つまり数年後)再訪しよう。
観たかったもののうち、ひとつはコレ。大館に行かない方のデッキを進み、すぐの曲がり角の足元にある。
慎吾ちゃんがわざわざ描きに来た壁画「大口龍仔」。奔放さもありつつ、香港っぽいモチーフも取り込みつつ。ファンの人がわざわざここまで来たらさぞ感慨深いことだろう。他人事ではないその心境、次のスポットで確認しよう。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。