欧羅巴円舞曲 II ウィーンの香り (17) Westbahnhof

以前から「アレがあったら便利やろなぁ」と当家の中で話題だった、旅行や建物見学などで大いに役立ちそうなモノを導入。え、予算? ここんとこ旦那さんが妙に仕事たてこんでて残業やら夜勤やら休日出勤やらしてるんで、多分そこが原資ですかね。
では欧州旅ここから7日め突入。市内観光としては実質最終日。

そういや、ウィーンでのお宿の話をまだしていなかったので、ここでまとめて。

Hotel Mercure Wien Westbahnhof。その名の通り西駅から大通りひとつ隔てただけの近距離な立地。ブダペストの Ibis と同じ Accor グループなのはたまたまです。たぶん安いんだよ。
当家の割り当てられた部屋は別館というか、上写真には写っていない東側の通りに面した別の建物。

広さは過不足なく、Wi-Fi も使えるんだが、強いて言うならテレビが壊れてた。現地のおもしろ番組やワールドカップが観れなかったくらいなのでそう支障はないけど。

朝食もぼちぼち。ゼンメル持ってくるのはデフォです。

食休みの後に出発。この日も当初計画では街の北部へ足を延ばす予定だったが、やっぱり天気がどうなるか不透明なので断念。リング圏内を中心に過ごすとしよう。

まずは電停へ。わ、ULF だらけ。主に使われる車両形式は、やっぱり系統によって一定の法則(偏り)があるようだ。
移動前にちょっと撮ってこう。地下鉄のりば側に渡って待つことしばし。

ん? なぜここに49系統。本来通らないものが現れて面食らったが、幕をよく読んだら車庫行き。客もいないし、回送だったか。そしてやはりこの系統は E1 が集中投入されているっぽい。

直後に E2。標本撮影というより間違い探しの様相を呈している。でも結構違うね。屋根上機器配置、行先幕位置、ミラーのアーム形状、正面の車番位置、側面の機器収納部、などなど。

からの ULF。
Flexity が本格投入され、旧車が引退すると、全車とも低床対応完了。荷物の多い旅行者や、ベビーカーや車椅子など、いろんな人が車両を選ばず(ここ重要)乗りやすくなるまでは、もう少しかかる。そうなる前に、過渡期である現段階を観に来れてよかった。次に来る頃には、E1 にはもう会えないかもしれんね。

では中心部へ向かおう。

1電停分乗ってすぐ降りる。気軽な使い方もフリーきっぷがあってこそ。

乗り継いだ49系統は珍しく(?)ULF が充当されていた。よくよく観ると微妙に芸が細かい(妊婦さん以外わざわざ性別を変えてある)優先席シール越しに外を眺めつつ、リング沿いへと進む。

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