オトナの修学旅行 (12) 和の新車が走る

首都圏も梅雨明けましておめでとうございます。でもこれからいよいよもって暑さ耐性を試されるシーズンになるわけで。人間も忍耐だが、改造後初の夏を迎えるまっくにとっても試練の時。つーかそろそろ減価償却も終わるんで、来年あたりはさすがに置き換えかねぇ。
さて帰省旅は話を2日目に戻して、と。

赤いものの迎撃のため向かった浜寺公園。ターゲットが難波から折り返してくるまで、少々時間が空く。そこでふらりと阪堺の駅に行ってみた。すると。

おやおやこれは堺トラムさんじゃないですか。
昨年導入されたものの、我々の来阪タイミングと合わなかったり他の訪問地を優先したりと、なかなか撮影機会に恵まれなかった、阪堺期待の新顔。今年になって追加投入された「紫おん」に、まずお目にかかることができた。

いかにも雅なロゴ。和物の布を思わせるモケットが窓からちらり。

しばらくすると天王寺に向けて去っていった。

浜寺での撮りを終え、住吉へ移動。紫おんの戻りを待つことにした。

いや、住吉大社さんの緑がとても綺麗だったので。それにここ直線で電停もあって撮りやすいし。

神社へおまいりする人の層は様々で、お宮参りもいればご長寿の方もいる。フラットな車両はきっと多くの人に歓迎されているはず。

発車したところで、お約束の鳥居を添えて。細かいとこだけど、ドアの装飾が「ザ・引き戸」って感じでいいな。

ところで、初号機さんは走ってるんですかね。と時刻表を調べたところ、まもなく来るようだ。つーかそっちが本来の堺トラム固定スジ。さっきの紫おんは休日の多客を考慮しての臨時登板だったのか。

てことで一番手の「茶ちゃ」は併用軌道の入口でお迎え。

紫おんはズバリ紫だが、茶ちゃは茶色ではなく緑。抹茶というわけではないらしい。

いずれにせよ、初めて図面でなく実車を観た感想としては、なかなかシックな仕上がりでよろしいのではないかと。あと1本入れる予定っぽいのでそちらも楽しみやね。

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