東京砂漠の水無月 (8) 下町に咲く花・2

まっく&あいぽんの次期 OS が発表されたようで。買ったばかりのぽんはともかく、母艦の方はアップデートしたら Adobe 関係が死ぬ確率高いからなぁ。なんにせよ、正式版が出てから勇敢な人柱さんたちの報告を待つか。
では本日も引き続き都電から。

ほどなくして、もうひとつの「目玉」が王子方面から姿を現した。

7700 形。なんと訪問直前(5日前)に走り始めたばかりということで、最初の週末となるこの日、まさに今が旬とばかりにカメラを向ける人が他にも見受けられた。

観てすぐわかる通り、種車は 7000 形。ハコを再利用しつつ、見た目やら内装やらをガンガンいじっていまどきの車両に仕立て直す計画とのこと。

現在の都電はいろんな意味で過渡期にある。新車を入れ、旧車を改造し、緑化軌道もちょっとずつ(車庫電停の東側、踏切の奥で実験中)。その実際がわかるいいタイミングで来れたと思う。

なお、7700 に関連してこんなものまで登場。ポスターが王子に貼ってあった。

はて、誰だこの女子は。ふた昔前の香りがする、とは旦那さんの感想。どうやら「路娘(ろこ)MOTION」という企画らしく、要するに第2の鉄道むすめですね。デザインを実車から起こしてるのが差別化ポイントなのかな。

そんな話はさておき、せっかくなので他車両も撮る。

7001 は 7022 よりさらに前、ワンマン対応してなかった頃の姿になっていた。13年秋からの塗装だが、前回訪問がそれより前だったので我々にとっては初見。彩度バリバリな山吹色が眩しい。

反対側に他の黄色(8810)が見えたのでイエロー揃いに期待したものの、お相手は車庫へ。

かわりにやってきたのは 9002。7700 の外装をレトロ風に寄せてきたのは、こちらの好評を受けてのことかも。

直前に車庫から出て電停の先にいた 8803、9002 が完全に停まる前にこっちへ動きだして一瞬びっくり。いや、まあ、ポイントはこっちに開いてるんで大丈夫なんすけど。やはり巣鴨デーの運用はカツカツなのか。

なお、既に3本捕獲した 8900 だが、結局トータルで5本撮った。

これと同じ青の「3」以外、現時点で走っているものは全部見かけたわけだ。今後も追加されるらしいから、またそのうち観に来るか。

7000 の改造と引退が進むにつれ、「側面広告に適したモダン車」「雰囲気重視のレトロ車」の2大グループで、これからの都電のイメージを担っていくことになる。つまり、黄緑帯の 8500 が異端になるわけか。

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