朋友のセレンディピティ (1) 催事の古都往く
23 Feb 2016
記憶が新しいうちに、日曜の京都ネタをさくっと書いておこう。出力した写真の大半をメールで送ったところ、ご主人から「やっぱり一眼レフは違いますね!」的な感想をいただく。まあ機材性能に助けられてる面もあるし、違わなかったら泣くよねいろいろ。
事の始まりは、1月中頃の電話。我が人生で最も長く交流がある高校部活同期の友人から、今度京都に1泊2日で行くから日曜は一緒に回ろう、というお誘いだった。二つ返事で承知。行きたいスポットを事前に尋ねてコースを練っておいたのだが、前日になって「大雨で行けなかったから金閣寺も」と追加オーダー。うーむ。ではちょっと変更しよう。てことで、京都駅集合からの地下鉄で北大路、さらにバス、で金閣寺を最初に攻める。
いや、プランニングの何がめんどくさかったって、よりによって京都マラソン開催日にクリーンヒットしまして。もともとただの旅行ではなく、ご主人の用事による上洛のため、日程が変えられなかったのだ。しゃーないんで全力でマラソンコースと通過時間帯を極力回避する方向でがんばる。北大路から金閣寺道へのバスは運休にならずに済み、ふつーに移動できた。
金閣寺本体は去年行ったばっかりなんでここでは軽く流しとくけど、絵に描いたようなバリ順おいしかったです。
続いて、まだバスが再開する前の「きぬかけの路」を歩いて龍安寺をめざす。昼食処をどうするか悩んでいたのだが、所要20分のほぼ中間地点でなか卯を発見。お安く済ませる。立命館の近くだったのが幸いしたようだ。
龍安寺といえば石庭。ただ晴天の真昼で日陰バッサリだったのと、そもそもこの造形になにかを見出せるほどの鋭い感性の持ち合わせがないのが残念。
そういう意味では、水戸光圀公ゆかりのつくばいの方がわかりやすいね。「吾唯足知」の4文字で1つの「口」を共有している意匠。なんかちょっと日能研のクイズっぽい。
で、再開したばっかりのバスで仁和寺に移るのだが、そこだけ写真が多いんで次回まとめて。
仁和寺からバスにするのも検討したが、空いてそう(金閣寺のバス停が超混んでたから)という理由で嵐電を選択。
御室駅、超近かった。近隣の大きなおうちを観て「お金持ちそう」という感想が一致する。
地下鉄とバスの1日券(友人は2日券)こそ使えないものの、束の間の電車タイムを堪能。白梅町からうっかり二条駅経由に乗っちゃったんで、仕切り直して地下鉄1駅。
地下鉄は相変わらずである意味安心した。
で、締めは二条城。これも去年行ったんで細かい話は省略。
とにかく大政奉還の間さえ観られればいい、と話していた友人、序盤にさくっと目的達成して満足げ。
庭で蘇鉄の「こも」を見物できたのは冬ならではの収穫だったかも。
二条駅付近でご主人と合流ってことで、1駅歩くなどして時間をつぶす。結局その後、ご主人&知人の方と4人でしばし歓談タイム。最後に京都駅で和菓子みやげを仕入れ、19時の新幹線ちょい前までご一緒したのであった。
あ、ちなみにセレンディピティつーのは JR 西がやってる観光キャンペーンらしい。友よ、楽しそうに CM ソング歌ってくれるのはよいが、関西旅行の CM は関西じゃやっとらんのだ。
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