空とレールと秋散歩 (1) 真っ赤な終端

相変わらずミッションの多い日々のため、数日後辺りに更新ペースがまたちょっと不定期気味になるかも。
さて引き続き9月中旬、JR を堪能しまくった翌朝のこと。わたしたちは環状線の南端にやってきた。彼氏さんは何度か訪問済だが、わたしはだいぶ前からずっと「行ってみたいのになかなか行けない」の代表格だった路線へ、ようやく本格的に撮りに行けることになったのだ。

学生時代に頻繁に使った、天王寺からあべの橋(当時)への歩道橋。そこから見下ろしたところに、今回のターゲットが早速現れた。

阪堺さん、今日はよろしくね。

かつての近鉄百貨店は絶賛建て替え中。

そのうち超高層ビルが仕上がったら、ちっちゃい電車は更に小さく見えるだろう。

1日乗車券を買ってのんびり構えていると、さっき入ってきた住吉公園ゆきはとっとと出発していった。ふむ、では次を待とう。

浜寺駅前ゆき。行き先違うけど、そこは臨機応変に。

まもなく電車は動き出す。つりかけ音をのんびり堪能しながら窓の外を眺め、沿線撮りしたい地点をチェック。

路面電車らしい区間と専用軌道を交互に抜けていく。阪堺電車というだけあって大阪市内と堺市内を繋いでいるわけだが、どちらかというと大阪サイドの方が撮るには向いているみたい。

50分かそこら乗っていただろうか。

ぼちぼち終点ですよ。

週末だからか、そこそこの乗車率。着くまで自重していた車内撮りをおもむろに再開。後でまた撮ろう。

枕木を再利用した車止めの向こう側。壁でない限り、こうやって線路を折り曲げた形のものが多いね。これを書いていて、梅小路のものは白く塗られていたなと思い出した。

時間が止まったような小さな駅舎。通路には自販機が壁のように並ぶ。

そしてすぐそこには、浜寺公園の入口が青空の下に広がる。

そちらへ向かう家族連れも見られたが、わたしたちは反対方向に進んでみることにした。道の先に見える、気になるものをめざして。

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