欧羅巴行進曲 (40) 第三楽章/Námestie SNP

この季節になっても、わんほーになる時はなるんやねぇ。今日のはすごい短くて小一時間程度で終わった感じだったけど、それにしても珍しいと言われる現象が今年多めなことには変わりなく。
さて再びブラチスラバの電車のお話。

あやしい通路をもう一度抜け、表通りに戻ってきた。

広告の類はざっくり言えば欧風デザインなのだが、なんとなーくウィーンのそれとは違う毛色をほのかに感じる。

言うまでもなく、わざわざここまでやってきたのもトラムのためである。電停に向けて徐々に道路を渡っていたところ、おっと電車が来ましたよ。

っていきなり新車かい! それは後でもうちょっときちんと撮るとして、背後のビルからそこはかとなく漂う東欧感をかみしめる。

なんかこう、車両本体のカラーリングセンスも違うんだよねぇ。
…ん? 我々がさっき乗ったのと同じ1系統、行き先がもう中央駅になってる。この電車が左折した先に、さっき降りた Kamenné nám. がある。

同系統の逆回りも来た。ここより東の経由地は不明ながらも、やはり1系統はこのルートで走っていたようだ。しかし派手やな。原色のかけらもないラッピング車は、この後も見かけることになる。

そして、この街での最大のお目当てが現れる。

って近すぎて入り切ってないし。これも後でもうちょっと以下略。
タトラカーと呼ばれる、かつて共産圏で一世を風靡した車両群がある。この記事で言うと最初と最後の低床車以外は全部タトラ社製なんだが、コレはその中でも特に多くの国で採用された T3 という形式(コレ以外は K2S)。そもそもスロバキアがチェコと同じ国だった時代の国産車だけに、ブラチスラバにも多数が現役走行中。ただ他社の新車もデビュー済のため、観られるのは今のうち、かもしれん。

と、あれこれ眺めながら、Kamenné nám. のお隣・Námestie SNP に到着。

Námestie とは「広場」。じゃあ SNP ってなんだと思ったら、先の大戦中に国内各地で起きた民衆蜂起闘争をさす略称らしい。名前に SNP がついた電停が他にもいくつかあったのはそういうことか。

電停前の建物は、古くからある市場のようなものらしい。付近には和やかな空気が流れていた。

ルート変更があってもなくても、当電停はもともと多くの系統が乗り入れているようだ。

緑豊かな大通りを、赤い電車がやってくると大層目立つ。

おっ、また低床車だ。この形式(29T)だけはシュコダ社製。本業は自動車メーカーで、先頭についているロゴマークと同じものが自動車についているのも後程見かける。

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