欧羅巴行進曲 (39) 第三楽章/Modrý kostol svätej Alžbety

今月の電気代のおしらせ観て、安っ!てなった。やっすいわー。いちばん冷暖房使ってない6月に匹敵するレベル。半年ざっくり平均したら 3000 円切る。ま、これから暖房で多少増えるのは仕方ないねぇ。
さてブラチスラバですが、早々にちょっと寄り道。

予定を変更して、一旦電車通りを離れる。車も人も多い市街地から、ビルの1階にある通路を経由して、1本裏の道へ抜ける。

抜けるのはいいんだが、なんだこのあやしさ満点な通路は。ただ、続々と人が通っていくので安心して通れた、と旦那さん。このビルはとっても横に長い建物だったから、地元民にとっても便利な近道なのだろう。

出た先はわりと静かな住宅街。
やっぱ語感が違うなぁと、店の看板に思う。軽く眺めた程度での感想だが、スロバキア語は a で終わる単語が結構あるような印象を受ける。

この角を曲がった先に、素敵なものが待っていた。

あら綺麗。白い空をものともしない澄んだ水色が美しい。
観ての通り教会である。正式には聖エリザベス教会というが、このビジュアルからズバリ「青の教会」の呼び名を持つ。まあこんだけ青かったらねぇ。

塔の足元には、なにやら記念碑らしきもの。これまた読めない単語が記してあったが、帰国後に調べたところ胎児とかそういう意味っぽい。日本でいう水子供養みたいなものか?

目をひくのは色彩ばかりでなく、よく観ると随所に細やかな装飾がいろいろと施されている。

白のレリーフが水色を引き立て、デコレーションケーキのホイップのようなアクセントに。

ところどころに光沢のある石のようなものが埋め込まれており、ジュエリーを纏っているようでもある。かわいいというか女子受けしそうな印象は、そのへんが雰囲気を醸し出しているのかも。

室内に入っていいのかどうか迷ったので、内扉からちょっとだけ中を拝見させてもらう。中もやっぱり水色の世界で、差し色のゴールドが効いてる。重厚というよりは癒し系の空間やね。

なお、すぐ隣に建っているものもまたナイスな外観。

なんとこのビジュアルで学校だというから恐れ入る。ヨーロッパによくあるギムナジウムという形態の学校で、日本でいうと中高一貫校に相当するもの。

このかわいい校舎を背景に、グラウンドでは生徒たちが球技の授業中。

我々にとっては純粋に「いい被写体」。やはり観光で来たのだろうか、いかにもヨーロッパな顔のおねえさんも熱心にニコンのカメラを校舎へ向けていた。

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